SAPの転職エージェントおすすめ7選|コンサル・エンジニア・社内SE別の選び方
更新日:15 分前

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当記事は、外資系コンサル出身の筆者が監修し、SAPの経験を活かして転職したい方に向けて、相談先のエージェントを7社に絞って比較しています。対象は、SIerやユーザー企業でSAPに関わってきたエンジニアの方と、コンサルファームでSAP導入を担ってきた方です。
SAPの転職で一番もったいないのは、「SAP経験あり」の一言でひとまとめにされることです。FIなのかSDなのか、要件定義なのか保守なのか。モジュールと工程を言葉にできるかどうかで、提示される年収はまるで変わります。
先に結論を3行で置きます。
コンサルファームのSAPコンサルを狙うなら、MyVisionかAXIS Agentに加えて、SAP特化のSAPテンショクを併用する
エンジニアから上流に上がりたいなら、ラフロジックで「経験の翻訳」を手伝ってもらう
どの行き先でも、モジュール・担当工程・プロジェクト規模を職務経歴書に書き分けてから面談に行く
【結論】SAP 転職エージェントで迷ったら、まずはこの3社
先に結論です。SAP 転職エージェントは数が多く、全部に登録すると面談だけで消耗します。筆者が条件と実績で絞った次の3社から始めれば、遠回りしません。
👑 迷ったらこの「王道3社」で間違いありません
あなたのタイプ | 推奨エージェント | アクション |
コンサル転職を本気で狙う(未経験もOK) | 👑 MyVision | |
M&A・ファンド・経営企画など経営×ファイナンスを狙う | ||
年齢を問わず、長期でキャリアを相談したい |
紹介順は報酬額ではなく、筆者の評価と条件の合いやすさで決めています。詳しい比較は下の表と各社の解説を見てください。
この記事の監修者|外資コンサルZ ![]() 外資系コンサルティングファーム出身。自身の経験をもとに、コンサル転職やキャリアの選び方に関する情報を発信。 公開情報の整理とキャリアの考え方を解説します。監修者本人による掲載サービスの利用実績・採用支援実績を示すものではありません。 |
SAP 転職エージェント 記事の目次
SAPの転職エージェント7社の比較表
表の見方:サービス名から公式ページへ移動できます。「公式サイトで確認できる特徴」は2026年9月時点の表示で、並びは筆者の推奨順です。
サービス名 | 公式サイトで確認できる特徴 | 向いている人 |
コンサル業界特化。SAPコンサルタントの解説ページあり | SAP経験からコンサルファームに移りたい人 | |
支援領域にSIer/ITコンサルを明記、模擬面接の支援 | SAPの経験を経営・財務の領域に広げたい人 | |
求人の約78%が非公開。大手ファームのSAPチームの取材記事あり | 総合系ファームのSAPチームを狙う人 | |
現職経験をコンサル選考の強みに翻訳、回数制限なしの模擬面接 | エンジニアから上流に上がりたい人 | |
現役SAPコンサルタントが運営する20〜30代のSAP特化型 | モジュール単位で専門性を評価してほしい人 | |
戦略・総合・IT/DXコンサル求人の紹介、特別選考会 | 選考のステップを短くしたい人 | |
ERPコンサルタントの求人カテゴリ、ハイクラス求人の約8割が非公開 | 30代後半以降でハイクラス求人を探す人 |
💡 どのエージェントが合うか迷う方へ。3〜4問の質問で、あなたの経験に合う相談先を絞り込めます。
SAPの転職エージェントを選ぶ前に「行き先」を決める
この節の結論:SAPの経験者が転職する先は、大きく「コンサルファーム」「SIer・ITベンダー」「ユーザー企業(事業会社)」の3つ。行き先によって、相談すべきエージェントがはっきり分かれます。
表の見方:左が行き先、中央が仕事の中心、右が相談先の選び方です。
行き先 | 仕事の中心 | 相談先の選び方 |
コンサルファーム | 構想・要件定義・業務設計、プロジェクト管理 | コンサル特化型とSAP特化型を併用 |
SIer・ITベンダー | 設計・開発・導入・保守、アドオン開発 | SAP特化型でモジュールの専門性を評価してもらう |
ユーザー企業(社内SE) | 自社システムの企画・運用、ベンダー管理 | ハイクラス型で事業会社の求人を広く見る |
筆者の見立てでは、年収を上げやすいのはファーム、働き方を安定させやすいのはユーザー企業です。どちらが正解というより、「5年後にどの立場でSAPに関わっていたいか」で決めるのがいいと思います。迷う場合は、ファームとユーザー企業の求人を1件ずつ並べて、担う工程・残業・出張の頻度まで聞いてから比べると、自分に合う方向が見えやすくなります。
もうひとつ時期の話を。SAP社は、SAP ERP(ECC 6.0)の標準保守を2027年末までとしており、S/4HANAへの移行案件が続いています。移行プロジェクトの経験は、いまの市場でとても評価されやすい経験です。
SAPの転職エージェントおすすめ7選の詳細
ここからは7社を1社ずつ見ていきます。各社とも「公式サイトで確認できる事実」「筆者の見立て」「面談で確かめる質問」の順で書きました。
1. MyVision|SAP経験からコンサルファームに移りたい人
MyVisionは、コンサル業界に特化した転職エージェントです。公式サイトでは「コンサル転職No.1エージェント」を掲げ、BIG4や戦略系ファームをはじめ国内のほぼすべてのファームを網羅していると説明しています。サイト内にはSAPコンサルタントの仕事や転職を解説するページもあります(公式サイト、2026年9月時点)。
SIerでSAP導入を経験した人が、総合系ファームのSAPコンサルに移る。この王道ルートを相談するなら、ファームの選考を知っているコンサル特化型が話が早いでしょう。ただし、モジュールごとの細かい評価はSAP特化型のほうが得意なので、SAPテンショクとの併用をおすすめしたいところです。
面談で確かめる質問:
SIerでのSAP導入経験は、ファームの選考でどの職位から評価されますか?
ケース面接がないSAPポジションもありますか?
💡 監修者(外資コンサル出身)の辛口メモ
正直、コンサル転職でまず1社だけ選べと言われたら、筆者はここを挙げます。ケース面接の対策がとにかく手厚く、未経験の人ほど差が出ます。 弱点は、コンサル以外の選択肢が薄いこと。「コンサルに行くか迷っている」段階なら、総合型を1社並べて比べた方が視野が狭まりません。
2. ヤマトヒューマンキャピタル|SAPの経験を経営・財務の領域に広げたい人
ヤマトヒューマンキャピタル(YHC)は、公式サイトで支援領域を「M&A・ファンド」「コンサルティング」「事業会社」「金融」に分け、コンサルティングの中にSIer/ITコンサルを明記しています。模擬面接やケース面接のサポートもあると書かれています(公式サイト、2026年9月時点)。
FI/COなど会計系モジュールの経験がある人は、財務・経営管理の領域でキャリアを広げる選択肢もあります。SAPだけに閉じず、M&A後の統合(PMI)や経営管理の仕組みづくりまで視野に入れたい人には、4領域をまたいで話せる相談先が合うはずです。
面談で確かめる質問:
会計系モジュールの経験を活かせる、SAP以外のポジションはありますか?
SIer/ITコンサル領域の求人は、どんな職位のものが多いですか?
💡 監修者(外資コンサル出身)の辛口メモ
経営×ファイナンスの求人は、ここが頭一つ抜けています。M&A、ファンド、事業会社の経営企画まで、同じ担当者が横並びで見せてくれるのが強みです。 逆に、職種がまだ決まっていない人には話が専門的すぎます。「投資か、事業か」くらいまで方向を決めてから行くと、面談の密度が一気に上がります。
3. AXIS Agent|総合系ファームのSAPチームを狙う人
AXIS Agent(アクシスエージェント)は、公式サイトで扱う求人の約78%が非公開求人だと明記しています。サイトには大手総合ファームのSAPチームへの取材記事も掲載されています(公式サイト、2026年9月時点)。
総合系ファームのSAPチームは、同じファームの中でも部門ごとに求める経験が違います。非公開求人の多いエージェントで、「どの部門が、いまどのモジュールの経験者を探しているか」を具体的に聞くのが近道です。
面談で確かめる質問:
総合系ファームのSAPチームで、いま募集が多いモジュールはどれですか?
S/4HANA移行の経験は、職位の判断にどう影響しますか?
💡 監修者(外資コンサル出身)の辛口メモ
年齢やタイミングを問わず相談に乗ってくれる、数少ない「長く付き合える」エージェントです。すぐ転職しない人にも求人を押し付けてこないのは、正直ありがたい。 その分、自分から動かないと話が進みません。「いつまでに決めたいか」を最初に伝えないと、情報収集だけで半年たちます。
4. ラフロジック|エンジニアから上流に上がりたい人
ラフロジックは、コンサルファームに特化した転職エージェントです。公式サイトでは、現職の経験を「コンサル選考で評価される強み」に翻訳すること、回数制限を設けない模擬面接、独自の面接対策資料の提供を説明しています。契約企業100社以上、累計ポジション3,500求人以上(2025年実績)という表示もあります(公式サイト、2026年9月時点)。
「ABAPやアドオン開発はできるが、要件定義の経験は浅い」。この状態からコンサルを目指す人にとって、一番難しいのは経験の見せ方です。開発経験をどう上流の強みとして語るか、そこを一緒に組み立ててくれる相談先として使えます。
面談で確かめる質問:
開発中心のSAP経験で、応募できるコンサル求人はどのくらいありますか?
要件定義の経験が少ない場合、面接でどう補えばいいですか?
💡 監修者(外資コンサル出身)の辛口メモ
ITの実務経験をコンサルの仕事に「翻訳」するのがうまいエージェントです。SE・PM出身でコンサルを狙うなら、職務経歴書の直しだけでも価値があります。 戦略ファーム一本で考えている人には、求人の軸が少しずれます。IT・DX寄りのキャリアを描く人向け、と割り切って使うのが正解です。
5. SAPテンショク|モジュール単位で専門性を評価してほしい人
SAPテンショクは、公式サイトで「現役SAPコンサルタント」が運営する若手SAP人材特化型の転職支援サービスだと説明しています。20〜30代のSAP特化で、FI/CO/SD/MMなどモジュールごとの専門性や導入フェーズを踏まえて求人を選ぶと書かれています。
最上流・PM/PL求人や、元請け・ユーザー企業の求人を扱うことも掲げています。求人例には、SAP会計領域(FI/CO)のコンサルタント(年収900万〜1,300万円)などが掲載されています(公式サイト、2026年9月時点)。
SAPの話が通じる、という一点で、ほかのエージェントとは使い方が違います。「Fiori経験がある」「S/4HANAの移行を担当した」といった話を、そのまま市場価値に変換してもらえるのが最大の価値でしょう。一方で20〜30代向けを掲げているので、40代以上の人はコトラなどと並べて検討してください。
面談で確かめる質問:
私のモジュールと工程の経験だと、年収の相場はどのくらいですか?
元請け・ユーザー企業の求人は、どのくらいの割合で紹介してもらえますか?
💡 監修者(外資コンサル出身)の辛口メモ
SAPに特化したエージェントは珍しく、モジュール別の市場価値まで話が通じます。SAP経験者なら年収の上げ方が具体的に見えます。 SAP未経験だと紹介は限定的です。まず導入プロジェクトの経験を積むルートから相談するのが現実的。
6. CDBエージェント|選考のステップを短くしたい人
CDBエージェントは、コンサルティング会社に特化したヘッドハンティング型のエージェントです。公式サイトでは、戦略・総合・IT/DXコンサルタント職の求人紹介と、選考ステップを短縮できる特別選考会を案内しています(公式サイト、2026年9月時点)。
SAPの経験者はITコンサル求人との相性がいいので、特別選考会の対象にIT/DX系のファームが入っているかを確認する価値があります。在職中で面接の回数を減らしたい人には、選考会はうれしい仕組みです。
面談で確かめる質問:
直近の特別選考会に、SAPやERPの案件を持つファームは入っていますか?
IT/DXコンサル求人で、SAP経験が評価されやすいのはどんなポジションですか?
💡 監修者(外資コンサル出身)の辛口メモ
コンサル特化で、案件と転職の両方を見せてくれるのが面白いところです。「転職か、副業・独立か」で迷っている人は話を聞く価値があります。 歴史の長い大手と比べると、求人の総数では見劣りします。メインの1社ではなく、選択肢を広げる2社目として使うのが現実的です。
7. コトラ|30代後半以降でハイクラス求人を探す人
コトラは、金融・コンサル・経営層・IT/DXなどの転職支援に強いエージェントです。公式サイトの求人検索には「ERPコンサルタント」の職種カテゴリがあり、取り扱うハイクラス求人の約8割は非公開案件だと説明しています(公式サイト、2026年9月時点)。
30代後半以降でSAPのプロジェクトマネージャーや、ユーザー企業のIT部門の管理職を狙う人には、ハイクラス型の求人の幅が効きます。若手向けのSAP特化型と組み合わせると、年代に関係なく選択肢を広げられるでしょう。
面談で確かめる質問:
ERPコンサルタントの求人で、マネージャー以上のポジションはどのくらいありますか?
ユーザー企業のIT部門管理職の求人は、SAP経験をどう評価していますか?
💡 監修者(外資コンサル出身)の辛口メモ
金融・コンサル・経営層のハイクラス求人に強い専門型です。金融出身者のキャリアの広げ方を、現実的な年収レンジと一緒に示してくれます。 未経験からの挑戦には求人が限られます。金融か、コンサルか、どちらかの実務経験がある人向けと考えてください。
SAPの転職エージェントを経験別に使い分ける
この節の結論:同じSAP経験でも、エンジニア出身は「翻訳」、コンサル経験者は「専門の値付け」、社内SEは「事業会社の求人の幅」をエージェントに求める。役割を分けると、2〜3社で十分に足ります。
①SIer・エンジニア出身:翻訳してくれる相談先と、SAPの話が通じる相談先
開発や保守が中心だった人は、ラフロジックで経験の見せ方を固め、SAPテンショクでモジュールの専門性を評価してもらう。この2社で「コンサル求人」と「SAP特化の求人」を並べて比べるのが、無理のない進め方です。
②コンサルファームでSAP導入を担ってきた人:専門の値付けを複数社で
すでにファームでSAPを担当している人は、ファーム間の移籍か、ユーザー企業への転職かで迷うことが多いはずです。AXIS AgentとMyVisionでファーム間の選択肢を、コトラで事業会社の選択肢を見て、年収と働き方を並べて判断してください。フリーランスとして独立する道も比べたい方は、SAPフリーランス向けエージェントの比較も参考になります。
③ユーザー企業の社内SE:事業会社側の求人を広く見る
社内SEとしてSAPの運用やベンダー管理をしてきた人は、「発注側の経験」が強みです。コンサルに移るならその経験を、ユーザー企業に移るなら同じ業界の業務知識を前面に出します。ITコンサル全体の転職事情は、ITコンサルの転職エージェント比較でも解説しています。
SAPの転職エージェントで確かめたい「年収の決まり方」
この節の結論:SAP人材の年収は、「行き先・モジュール・工程・移行経験」の4つの掛け算で決まります。エージェントの提示額を比べるときは、この4つが同じ条件かどうかを先にそろえてください。
表の見方:左が要素、中央が年収が上がりやすい条件、右が面談での聞き方です。
要素 | 年収が上がりやすい条件 | 面談での聞き方 |
行き先 | コンサルファーム、ユーザー企業の上位職 | 同じ経験で、ファームと事業会社の年収はどう違いますか? |
モジュール | 会計(FI/CO)やロジ(SD/MM)など需要の厚い領域を主担当で持つ | 私の主担当モジュールは、いま需要がありますか? |
工程 | 構想・要件定義など上流を担った経験がある | 上流の経験が少ない場合、どの職位からになりますか? |
移行経験 | S/4HANAへの移行プロジェクトを経験している | 移行の経験は、どのくらい年収に反映されますか? |
とくに見落としやすいのが「行き先」です。SIerで同じ仕事を続けながら年収を上げる道と、ファームに移って年収を上げる道では、働き方がかなり変わります。数字だけでなく、入社後に担う工程と、残業や出張の実態まで聞いてから比べるのがいいでしょう。
SAPの転職エージェント面談で聞くべき5つの質問
この節の結論:面談は、エージェントにSAPの話が本当に通じるかを見極める場です。次の5つを聞けば、担当者の理解度はほぼわかります。
私の主担当モジュールと工程だと、どんな求人が何件くらいありますか?
元請け・ユーザー企業の求人と、二次請けの求人の割合はどのくらいですか?
S/4HANA移行の経験は、どの企業でどう評価されていますか?
入社後の配属は、導入プロジェクトですか、保守運用ですか?
私の経歴で、この転職を「やめたほうがいい」と思う点はありますか?
1でモジュール名を出したときに話が止まる担当者なら、SAP特化型を追加したほうがいいサインです。5で耳の痛いことを言ってくれる担当者は、信用していいと思います。
SAPの転職エージェントを使うときに避けたい失敗パターン3つ
この節の結論:SAPの転職で失敗する人の多くは、スキル不足ではなく「配属」「相場」「時期」の確認漏れでつまずいています。
①年収だけで決めて、配属が保守チームだった
提示年収が高くても、入社後の配属が保守運用中心だと、次のキャリアにつながる経験が積みにくいことがあります。内定の前に、配属先のプロジェクトと担当工程を必ず確認してください。
②1社の提示だけで相場を判断した
1社だけだと、提示された年収が相場より高いのか低いのか判断できません。SAP特化型と、行き先に合わせたもう1社の見立てを突き合わせるだけで、判断の精度はかなり上がります。
③移行プロジェクトの山場で転職時期を決めてしまった
S/4HANA移行のような大型プロジェクトの途中で抜けると、現職での評価も、次の職場への説明も難しくなりがちです。区切りのいいフェーズの後に入社日を置けるよう、エージェントと逆算して選考を進めましょう。
SAPの転職エージェントに伝わる職務経歴書の書き方
この節の結論:SAPの職務経歴書は、プロジェクトごとに「モジュール・工程・規模・役割」の4つを書き分ける。これだけで、担当者があなたの市場価値を判断しやすくなります。
モジュール:FI/CO、SD、MM、PPなど。複数ある場合は主担当と副担当を分ける
工程:構想、要件定義、設計、開発、テスト、移行、保守のどこを担ったか
規模:導入対象の会社数や拠点数、プロジェクトの人数をわかる範囲で書く
役割:メンバー、リーダー、PMのどれで、何を判断していたか
「SAP導入プロジェクトに参画」とだけ書くと、担当者は年収の相場を出せません。逆に、S/4HANAの移行でどの工程を担い、何を決めたかまで書ければ、それだけで話が一段深くなります。コンサル向けの書き方の型は、コンサル向け職務経歴書の書き方にまとめています。

図の見方:①行き先を決め、②モジュールと担当工程を言葉にし、③SAPの話が通じる特化型に相談し、④複数社の年収と配属を突き合わせて決めます。
SAPの転職エージェントに関するよくある質問
Q1. ABAPなどの開発経験だけでも、SAPコンサルに転職できますか?
可能性はあります。ただし、コンサルの選考では「業務をどう理解し、何を提案したか」が問われます。開発の中で業務担当者と仕様を詰めた経験があれば、それを要件定義に近い経験として説明できるよう準備しておきましょう。
Q2. 40代でもSAPの転職はできますか?
プロジェクトマネージャーやリーダーの経験があれば、評価されるポジションはあります。若手向けの特化型だけでなく、ハイクラス型のエージェントも並べて使うのがいいと思います。
Q3. SAPの資格(認定コンサルタント)は必要ですか?
必須ではないケースが多いですが、実務経験の浅いモジュールを補う材料にはなります。資格より、どのプロジェクトで何を担ったかのほうが重く見られるのが一般的です。
Q4. S/4HANAの経験がなくても、転職で不利になりませんか?
ECC(旧バージョン)での導入や保守の経験も、業務とモジュールの理解として評価されます。そのうえで、S/4HANAの研修を受けた、移行の検討に関わった、といった接点があれば職務経歴書に書いておきましょう。移行案件を経験できる環境かどうかを、転職先を選ぶ基準にするのもひとつの考え方です。
Q5. 社内SEからSAPコンサルに転職できますか?
できます。社内SEとしてベンダーを管理し、業務部門と要件を詰めてきた経験は、コンサルの仕事と重なる部分が大きいからです。ただし、提案や資料作成の経験を面接で問われやすいので、社内で企画を通した経験を具体的に話せるよう準備しておくと安心です。
Q6. 何社に登録するのがいいですか?
2〜3社が目安です。SAP特化型を1社、行き先に合わせたコンサル特化型かハイクラス型を1〜2社組み合わせると、専門性の評価と求人の幅を両方見られます。
Q7. エージェントの利用にお金はかかりますか?
人材紹介型のエージェントは、紹介先の企業から報酬を受け取る仕組みなので、求職者の相談は無料が一般的です。条件は登録前に各社の案内で確かめてください。
SAPの転職エージェントを使って次にやること
最後に、今日から動ける3つを置いておきます。
今日:比較表から、行き先に合う2社を選んで登録する
今週:職務経歴書を「モジュール・工程・規模・役割」で書き直す
面談で:自分の経験での年収相場と、元請け・ユーザー企業の求人の割合を聞く
SAPの経験は、正しく言葉にすれば市場でとても強い武器です。あなたは、どの立場でSAPに関わり続けたいですか?
📊 ここまで読んでもまだ迷っている方へ。あなたの経験と希望から、相談先を1分で絞れます。
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