ITコンサル企業一覧・ランキング|主要30社を有価証券報告書の年収と公式の人数で比較|転職の相談先5選

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当記事は、外資系コンサル出身の筆者が監修し、ITコンサルの会社を「公式に出ている数字だけ」で一覧とランキングにまとめています。対象は、SIer・SE・社内SE・事業会社のDX担当として働きながら、ITコンサルの会社を比べ始めた20代後半〜30代の方です。
ネットの「ITコンサル企業ランキング」は、だいたい出典がありません。年収は口コミの推定、序列は書き手の印象。それで受ける会社を決めるのは、正直こわい。ここでは、上場企業は有価証券報告書の平均年間給与、非上場の会社は公式サイトの人数と時点で並べます。
先に結論を3行で置きます。
ITコンサル企業は、総合ファーム・IT特化の独立系・シンクタンク系・SIer/メーカー系・外資IT系の5つに分けると、自分の受け先が一気に絞れる
有価証券報告書の平均年間給与で並べると、1位が野村総合研究所の1,332.6万円、僅差でベイカレント、3位が電通総研。ただし持株会社の数字や平均年齢の差があるので、表の注記まで読んでほしい
会社の格より「最初にどの場面から入るか」で満足度は決まる。MyVisionで会社ごとの違いを横に並べて聞き、SE経験の見せ方はラフロジックで確かめるのが近道
【結論】ITコンサル企業の相談は、まずこの3社から
先に結論です。ITコンサル企業は、一人で悩むより選考と現場を知っている相談先に壁打ちしてもらう方が早い。筆者が条件と実績で絞った次の3社から始めれば、遠回りしません。
👑 迷ったらこの「王道3社」で間違いありません
紹介順は報酬額ではなく、筆者の評価と条件の合いやすさで決めています。詳しい比較は下の表と各社の解説を見てください。
ITコンサル企業 記事の監修者
![]() | 外資コンサルZ 外資系コンサルティングファーム出身。戦略・新規事業・M&Aのプロジェクトを経て、スタートアップの経営企画・事業開発、そしてフリーコンサルとして独立。転職エージェントは自分で面談を受けて比べ、「中抜き」や「ミスマッチ」の多いこの業界で、信頼できる相談先しか紹介しません。 |
ITコンサル企業 記事の目次
ITコンサル企業は、5つの分類で見ると迷わない
この節の結論。ITコンサルの会社は、成り立ちで5つに分かれます。同じ「ITコンサル」でも、分類が違うと最初に任される仕事も、年収の決まり方もまるで違います。
表の見方: 左が分類、真ん中が代表的な会社、右が「どんな人が入口にしやすいか」です。
分類 | 代表的な会社 | 入口にしやすい人 |
総合ファーム | アクセンチュア・デロイト・PwC・EY・KPMG・アビーム・ベイカレント | 業界や領域を広く経験したい人 |
IT特化の独立系 | フューチャー・シンプレクス・シグマクシス・ULS・ノースサンド・Dirbato | 技術がわかる上流をやりたい人 |
シンクタンク系 | 野村総合研究所・三菱総合研究所・日本総合研究所・NTTデータ経営研究所 | 官公庁・金融の大きな案件に関わりたい人 |
SIer/メーカー系 | 電通総研・フォーティエンス・JSOL・Ridgelinez・日立コンサルティング | いまの技術経験をそのまま生かしたい人 |
外資IT系 | IBMコンサルティング・アバナード | 製品や英語の環境で働きたい人 |
ITコンサルという仕事そのものの説明は【ITコンサルとは?仕事内容・SIerとの違い・年収】にまとめました。この記事は「どの会社か」に絞ります。
分類で一番違うのは「最初の案件の場面」
総合ファームは、戦略から実装まで入口が広い分、最初はPMO(進行管理の支援)に配属されることも多い。IT特化の独立系は、少人数で上流から入る代わりに、技術の深さを求められます。
SIer/メーカー系は、親会社の製品や得意業界に寄った案件が中心です。筆者の周りでも、SIerから総合ファームに移った人より、メーカー系のコンサル子会社に移った人のほうが「入社1年目から話についていけた」と言っていました。
ITコンサル企業の年収ランキング|有価証券報告書の平均年間給与で並べる
この節の結論。上場しているITコンサル企業12社を、有価証券報告書(有報=上場企業が毎年出す公式の決算書類)の平均年間給与で並べると、1位は野村総合研究所の1,332.6万円。1,000万円を超えるのは7社でした。
表の見方: 左が順位、真ん中が会社と分類、右が平均年間給与と平均年齢です。数字はすべてEDINET(金融庁の開示サイト)に出ている最新の有報で、2026年10月31日に原本を確認しました。
順位 | 会社(分類) | 平均年間給与(平均年齢) |
1 | 野村総合研究所(シンクタンク系) | 1,332.6万円(39.7歳) |
2 | ベイカレント(総合ファーム)※持株会社 | 1,331.1万円(31.3歳) |
3 | 電通総研(SIer系) | 1,125.0万円(39.9歳) |
4 | 三菱総合研究所(シンクタンク系) | 1,081.7万円(40.4歳) |
5 | シグマクシス(IT特化の独立系) | 1,067.3万円(34.5歳) |
6 | ULSコンサルティング(IT特化の独立系) | 1,005.5万円(40.1歳) |
7 | シンプレクス(IT特化の独立系) | 986.0万円(31.2歳) |
8 | フューチャーアーキテクト(IT特化の独立系) | 843.2万円(33.8歳) |
9 | ビジネスブレイン太田昭和(IT特化の独立系) | 730.6万円(38.3歳) |
10 | マネジメントソリューションズ(IT特化の独立系) | 702.3万円(37.4歳) |
11 | エル・ティー・エス(IT特化の独立系) | 671.1万円(34.8歳) |
12 | INTLOOP(IT特化の独立系) | 644.3万円(37.3歳) |
期はそろっていません。多くは2026年3月期、フューチャー・電通総研・マネジメントソリューションズ・エル・ティー・エスは2025年12月期、ベイカレントは2026年2月期、INTLOOPは2026年7月期、三菱総合研究所は2025年9月期です。
持株会社の形をとる会社は、有報に事業会社の数字が載っていればそちらを使いました。シグマクシス・シンプレクス・ULSコンサルティング・フューチャーアーキテクトがそれです。
ITコンサル企業の上位3社は、数字の中身が違う
同じ1,300万円台でも、野村総合研究所とベイカレントは中身がまるで別物です。
野村総合研究所:平均39.7歳・勤続13.7年・7,982人。長く勤める人が多く、平均年齢も高め
ベイカレント:平均31.3歳・勤続3.8年。ただし数字は持株会社の866人のもので、連結6,788人全体の平均ではない
電通総研:平均39.9歳・勤続10.7年・2,492人。人の定着がよく、SIer系では頭ひとつ抜けている
30代前半で1,300万円台か、40歳前後で1,300万円台か。読み方で意味がひっくり返ります。年収を比べるときは、必ず平均年齢と並べて見てください。
前年から大きく動いた会社もある
シグマクシスの事業会社は、前期より16.0%下がりました。有報には、上位の職位の業績賞与と株式報酬を大きく減らしたと書かれています。逆にULSグループの持株会社の数字は13.4%上がっていました。
コンサルの給与は業績連動の部分が大きい。1年分の数字で会社を決めず、2〜3年分を並べて見るのが筆者のおすすめです。
この表に入れなかった2社
ドリームインキュベータ:平均1,220.8万円(34.6歳・198人)。戦略づくりと事業投資が中心で、ITコンサルが本業ではないため順位から外した
SCSK:平均796.9万円(42歳8か月・8,493人)。2026年3月12日に上場廃止になったと有報に書かれているため、上場企業の順位から外した
ITコンサル企業の規模ランキング|公式サイトの人数で並べる
この節の結論。非上場の会社も含めて人数で並べると、アクセンチュアの約31,000人が抜けています。1万人前後にデロイト トーマツとアビーム、その下に数千人規模の会社が続きます。
表の見方: 左が会社、真ん中が分類、右が各社の公式サイトに載っている人数と時点です(2026年10月に確認)。上場企業は前の表の有報の人数を見てください。
会社 | 分類 | 公式の人数(時点) |
アクセンチュア | 総合ファーム | 約31,000人(2026年9月1日) |
デロイト トーマツ | 総合ファーム | 約12,000名(子会社含む) |
アビームコンサルティング | 総合ファーム | 9,632名(2026年4月1日・連結) |
日本総合研究所 | シンクタンク系 | 6,324名(2026年4月末) |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 総合ファーム | 4,429名(2026年5月1日) |
KPMGコンサルティング | 総合ファーム | 2,447名(2026年7月1日) |
ノースサンド | IT特化の独立系 | 2,304名(2026年7月末) |
JSOL | SIer系 | 1,418名(2026年4月) |
フォーティエンスコンサルティング(旧クニエ) | SIer系 | 1,300名(時点の記載なし) |
日立コンサルティング | メーカー系 | 677名(2026年4月) |
PwCコンサルティング、IBMコンサルティング(日本IBM)、Ridgelinez、Dirbato、アバナード、NTTデータ経営研究所は、公式サイトに法人単体の人数が見つからなかったので表に入れていません。ネットに出ている人数は、出典が確かめられないものばかりでした。
人数の差は、受けられる案件の大きさの差です。数万人規模なら、数百人が関わる基幹システムの入れ替えを丸ごと受けられる。数百人規模の会社は、親会社の製品や得意な業界に寄った案件が中心になります。
ITコンサル企業を、5つの分類ごとに見る
この節の結論。同じ分類の会社は、案件の取り方も、最初に任される仕事も似ています。気になる分類を1つ決めてから、その中で会社を比べるのが早道です。
総合ファーム|戦略から実装まで、入口が一番広い
アクセンチュア:日本で約31,000人。システムの実装や運用まで自社で抱える規模は別格
デロイト トーマツ/PwCコンサルティング/EY/KPMG:いわゆるBIG4。会計事務所系のネットワークで、規制・リスク・財務とITを組み合わせた案件に強い
アビームコンサルティング:連結9,632名、2026年3月期の連結売上高は1,796億円。日系の総合ファームで、SAPなど業務システムの導入に強い
ベイカレント:有報の連結人数は6,788人。1つの会社の中で戦略からITまで担当を分けない「ワンプール制」が特徴
総合ファームは入口が広い反面、最初はPMOに入ることが多い。上流に移れるかどうかは、部門と上司次第です。くわしくは【ベイカレントへの転職】【アクセンチュアへの転職】にまとめています。
IT特化の独立系|技術がわかる上流に、少人数で入る
フューチャー:子会社フューチャーアーキテクトは1,445人・平均33.8歳。物流や小売などの業務改革とシステムづくりを一緒に進める案件が目立つ
シンプレクス:事業会社1,269人・平均31.2歳。公式サイトは公的機関や金融機関のDX支援を掲げる。平均年齢は12社で一番若い
シグマクシス:事業会社708人。事業づくりとデジタルを組み合わせた案件が中心
ULSコンサルティング:事業会社698人・平均40.1歳。経験者の中途が多いと読める年齢構成
マネジメントソリューションズ/INTLOOP/ビジネスブレイン太田昭和/エル・ティー・エス/ノースサンド/Dirbato:PMOや業務改革、会計システムなど得意分野がはっきりしている
正直、この分類は会社ごとの差が一番大きいです。平均年収も600万円台から1,000万円台まで広がっている。面談で「どの領域の案件が何割か」を必ず聞いてください。
シンクタンク系|官公庁と金融の大きな案件に関わる
野村総合研究所:有報の平均1,332.6万円は、今回の12社で1位
三菱総合研究所:提出会社1,217人・平均40.4歳・勤続11年8か月。官公庁の調査や政策づくりに強い
日本総合研究所:6,324名。三井住友フィナンシャルグループのIT・調査を担う
NTTデータ経営研究所:NTTデータの100%子会社で、行政や通信の調査研究とコンサルが中心
勤続年数が長く、腰を据えて働く人が多い分類です。シンクタンク系に絞って探すなら【シンクタンクへの転職エージェント】も参考になります。
SIer/メーカー系|親会社の技術と製品を背負って入る
電通総研:有報の平均1,125.0万円・勤続10.7年。SIer系では給与と定着の両方で上位
フォーティエンスコンサルティング(旧クニエ):NTTデータの100%子会社で1,300名。2025年10月に社名が変わった
JSOL:1,418名。NTTデータと日本総合研究所が半分ずつ出資
Ridgelinez:富士通グループの100%出資で、2020年に事業を始めた
日立コンサルティング:677名。日立グループの製品や業界知識を生かした案件が多い
SCSK:提出会社8,493人の大手SIer。2026年3月に上場廃止
いまSIerやメーカーのIT部門にいる人には、一番入りやすい分類です。筆者の周りでも、メーカー系のコンサル子会社に移った人ほど「1年目から話についていけた」と言っていました。
外資IT系|製品と英語の環境で働く
IBMコンサルティング:日本IBMのコンサル部門。自社の技術とセットの提案が多い
アバナード:マイクロソフトの技術を専門にするコンサル会社
外資IT系は、特定の製品やクラウドの深い知識が武器になります。英語の会議に抵抗がない人なら、候補に入れておく価値はあるでしょう。
ITコンサル企業は、いまの立場で受け先が変わる
この節の結論。どの会社が「いい会社」かより、いまの自分がどの分類なら最初の案件で戦えるかが大事です。
表の見方: 左がいまの立場、右が最初に受ける分類の目安です。
いまの立場 | 最初に受ける分類の目安 |
SIerのSE・PM(3年以上) | SIer/メーカー系、IT特化の独立系 |
社内SE・情報システム部 | 総合ファーム、シンクタンク系 |
事業会社のDX担当 | 総合ファーム、IT特化の独立系 |
営業・企画(ITの経験は浅い) | 総合ファームのポテンシャル採用 |
30代後半〜40代の経験者 | 総合ファームの経験者採用、ULSなど平均年齢の高い会社 |
平均年齢の列は、意外と効きます。平均31歳の会社に40歳で入れば、上司が年下になる可能性は高い。気にならない人もいますが、入る前に想像はしておきたいところです。
SE経験からの移り方は【エンジニアからコンサルへの転職】に、ITコンサルに強いエージェントの比較は【ITコンサルの転職エージェント】にまとめています。
ITコンサル企業のランキングを見るときの3つの注意
この節の結論。ランキングの数字は、読み方を間違えると逆の判断をします。最低限、次の3つだけは押さえてください。
①平均年間給与は、中途の提示額ではない。全職種・全年齢の平均なので、管理部門の人も、新卒1年目も入っています。
②持株会社の数字は、現場の数字と違うことがある。ベイカレントの1,331.1万円は持株会社866人の平均です。現場の数字は有報に載っていませんでした。
③「格」の序列には、公式の根拠がない。ネットでよく見る「ティア1・ティア2」の表は、書き手の印象です。同じ会社でも部門と案件で仕事はまるで変わります。
――結局、自分に合う会社は、公式の数字で候補を絞ったあと、人に聞いて決めるしかありません。
ITコンサル企業への転職の相談先5選を比較する
この節の結論。会社の一覧を眺めても、自分の経歴でどこが受けられるかは分かりません。そこは、コンサル業界に強いエージェントに聞くのが一番早いです。
表の見方: 左が相談先、真ん中が強み、右が最初の面談で確かめることです。サービス名から各社のページへ移動できます。
相談先 | 強み | 最初に確かめること |
ファームごとの違いを横に並べて聞ける | 自分の経歴で受けられる会社 | |
SE・IT経験の見せ方まで選考対策 | 自分の経験が選考でどう見られるか | |
入社後も長く付き合う支援 | 入った人のその後 | |
ITコンサルの求人を職種名で探せる | 自分の領域の求人の数と年収帯 | |
ハイクラス×DXの転職に特化 | DX担当の経験の生かし方 |
5社全部に登録する必要はありません。SIer・SEの人はMyVisionとラフロジック。事業会社のDX担当なら、MyVisionとGroovement Agentの2社で十分でしょう。
①MyVision|ITコンサル企業の違いを、まとめて聞くなら
公式サイト(2026年10月時点)は「コンサル転職No.1エージェント」を掲げ、書類選考通過率83%、200社以上のコンサルファームとのつながり、平均年収UP額156万円としています。
この記事の表を見て「で、自分はどこを受ければいいのか」と思った人の1社目です。総合ファームのIT部門、IT特化の独立系、シンクタンク系を横に並べて、配属のされ方や最初の案件の違いを聞ける。一覧を自分専用に絞り込む作業を、一緒にやってくれる相手と言えるでしょう。
SE経験の書き方や面接の詰め方を深くやりたい人は、次のラフロジックのほうが話が早いです。
💡 面談で確かめる質問:「私の経歴で受けられるITコンサル企業を、5つの分類ごとに挙げてもらえますか」
💡 MyVisionの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
正直、コンサル転職でまず1社だけ選べと言われたら、筆者はここを挙げます。ケース面接の対策がとにかく手厚く、未経験の人ほど差が出ます。 弱点は、コンサル以外の選択肢が薄いこと。「コンサルに行くか迷っている」段階なら、総合型を1社並べて比べた方が視野が狭まりません。
②ラフロジック|SE・社内SEの経験を、どの会社に刺さる形にするか
公式サイト(2026年10月時点)は、年収UP率98%、平均年収UP金額168万円、平均提示金額1,052万円を掲げています。Big4で選考官を務めた人が、選考対策に入ります。
同じ要件定義の経験でも、総合ファームには「何を決めたか」、IT特化の独立系には「どこまで技術で詰めたか」で話すほうが通りやすい。会社ごとに見せ方を変える作業は、独りだとまずできません。ここの強みはそこです。
求人の全体像や会社ごとの違いを先に知りたい人は、MyVisionから入るほうが早いでしょう。
💡 面談で確かめる質問:「私のSE経験は、総合ファームとIT特化の会社で、それぞれどう評価されますか」
💡 ラフロジックの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
ITの実務経験をコンサルの仕事に「翻訳」するのがうまいエージェントです。SE・PM出身でコンサルを狙うなら、職務経歴書の直しだけでも価値があります。 戦略ファーム一本で考えている人には、求人の軸が少しずれます。IT・DX寄りのキャリアを描く人向け、と割り切って使うのが正解です。
③アクシスエージェント|入社した後の「次」まで相談したいなら
公式サイト(2026年10月時点)によると、創業から20年で10,000人以上の現役コンサルタントを支援してきました。平均の転職支援期間は3年以上で、「BIG4コンサルタントの3人に1人が登録」としています。
ITコンサル企業は、入ってからのほうが悩みが増えます。PMOから抜けられない、上流に寄れない、次はどの会社へ行くか。そのたびに相談できる相手がいるのは心強いと言えます。
急いで応募を進めたい人には、少しゆっくりに感じるかもしれません。
💡 面談で確かめる質問:「SIerからITコンサル企業に移った人は、何年目で、どの分類の会社に入っていますか」
💡 アクシスエージェントの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
年齢やタイミングを問わず相談に乗ってくれる、数少ない「長く付き合える」エージェントです。すぐ転職しない人にも求人を押し付けてこないのは、正直ありがたい。 その分、自分から動かないと話が進みません。「いつまでに決めたいか」を最初に伝えないと、情報収集だけで半年たちます。
④コトラ|自分の領域の求人を、職種名で一覧したいなら
公式サイト(2026年10月30日更新)の掲載求人数は38,719件。職種の区分に「ITコンサルティング」があり、金融・コンサル・IT専門職のハイクラス求人が中心です。
この記事で気になる会社が決まったら、ここで実際の求人を眺めてください。年収帯と求められる経験が、一気に具体的になります。シンクタンク系や金融系のIT求人が多い印象です。
未経験から入り方を相談したい人には、MyVisionやラフロジックのほうが向いています。
💡 面談で確かめる質問:「ERP(またはクラウド・データ)の経験者は、どの会社で、どれくらいの年収で決まっていますか」
💡 コトラの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
金融・コンサル・経営層のハイクラス求人に強い専門型です。金融出身者のキャリアの広げ方を、現実的な年収レンジと一緒に示してくれます。 未経験からの挑戦には求人が限られます。金融か、コンサルか、どちらかの実務経験がある人向けと考えてください。
⑤Groovement Agent|事業会社のDX担当から移るなら
公式サイト(2026年10月時点)は「ハイクラス×DX特化」を掲げ、取引企業数250社以上、支援件数1,500名以上、求人年収800万〜2,000万円以上としています(同社の全サービスの総計)。
発注側でDXを進めてきた経験は、ITコンサル企業の選考ではかなり強い武器です。総合ファームとスタートアップの両方を知る担当と、その武器をどの会社で使うかを話せます。
対象は20代〜30代前半が中心なので、40代以上の人はMyVisionかアクシスエージェントから入るほうが確実でしょう。
💡 面談で確かめる質問:「DX推進の経験は、どの分類の会社のどの職位で評価されますか」
💡 Groovement Agentの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
DXとスタートアップに的を絞っているので、「AIやDXを入れる側に回りたい」という相談が一発で通じます。コンサルと事業会社を行き来した人の事例を持っているのも、筆者は好印象です。 対象は大卒の20代〜30代前半が中心で、30代後半以降は紹介が絞られます。求人の年収帯も高めなので、経験を言葉にできていない段階だと空振りしやすい。
ITコンサル企業を受ける前に、面談で聞く6つの質問
この節の結論。会社の中身は、会社名より「部門と案件」で決まります。有価証券報告書にも公式サイトにも載っていないことは、面談で聞くしかありません。
この部門の案件は、どの業界と、どの領域(ERP・クラウド・データなど)が多いですか
入社後の最初の案件は、どの場面(現状調査・計画・PMO・実装)から入る人が多いですか
入社するときの職位と、その職位の提示額の幅を教えてください
PMOだけの案件から上流に移った人は、何年目で移っていますか
3年以内に辞めた人は、どこへ移っていますか
常駐と在宅の割合は、どれくらいですか
2番と4番は、とくに聞いてください。「上流をやりたくて入ったのに、ずっとPMOだった」。ITコンサルで一番よく聞く後悔がこれです。入ってからの後悔の防ぎ方は【コンサル転職で後悔する7つのパターン】に、厳しさの実態は【ITコンサルはやめとけ?】にまとめています。
ITコンサル企業を選ぶ4ステップ

STEP1:5つの分類から、自分の入口を1つ選ぶ(今日)
上の分類表の右の列を見て、いまの経験に一番近い行を選びます。迷ったら「総合ファーム」と「SIer/メーカー系」の2つで構いません。
STEP2:その分類の会社を、公式の数字で3社に絞る(今日)
年収の表と人数の表から、3社だけ選んでください。数字の大小より、平均年齢と人数の規模が自分に合うかを見ます。
STEP3:2社のエージェントに、同じ3社を聞く(今週)
MyVisionと、もう1社。同じ質問を別々にして、答えを並べてください。2社の答えがそろえば、それが実態です。
STEP4:面談で、6つの質問をそのまま使う(面談の日)
条件の紙をもらう前に聞いておきます。入ってから「聞いていた話と違う」となるのが、いちばんもったいないからです。
ITコンサル企業についてよくある質問
ITコンサル企業の大手はどこですか?
人数で見ると、アクセンチュア(約31,000人)、デロイト トーマツ(約12,000名)、アビームコンサルティング(9,632名・連結)、野村総合研究所(7,982人)、ベイカレント(連結6,788人)が大きいです。いずれも2026年10月に各社の公式サイトや有報で確認した数字です。
ITコンサル企業で年収が一番高いのはどこですか?
上場企業の有価証券報告書の平均年間給与では、野村総合研究所の1,332.6万円が1位でした。ただし平均は全職種・全年齢の数字で、中途で入るときの提示額とは違います。提示額は職位で決まるので、面談で職位ごとの幅を聞いてください。
ITコンサル企業のランキングは信用できますか?
公式の数字(有報の給与・公式サイトの人数)で並べたものは事実として使えます。一方で「ティア1・ティア2」のような格付けは、公式の根拠がありません。会社の格より、部門と最初の案件の場面で選ぶほうが、入った後の満足につながるでしょう。
SIerからITコンサル企業に転職できますか?
できます。要件定義や設計など上流の経験があれば、SIer/メーカー系やIT特化の独立系は入口が広いです。経験を「何を作ったか」ではなく「何を決めたか」で話せるかが分かれ目になります。
未経験でも入れるITコンサル企業はありますか?
総合ファームの一部は、ITの経験が浅い人のポテンシャル採用をしています。ただし20代が中心です。30代以降でITの経験がない場合は、まず事業会社のIT・DX担当で経験を積んでから移る道も考えておきたいところです。
ITコンサル企業とSIerの違いは何ですか?
ITコンサル企業は、発注する会社の立場で「何を作るか」を決める側。SIerは、発注を受けて作り、動かす側です。もっとも、電通総研やJSOLのようにコンサルとシステム構築の両方を持つ会社も多く、境目は年々あいまいになっています。
ITコンサル企業を選ぶなら、次にやる3ステップ
①今日:5つの分類から、入口を1つ選ぶ
ここが決まれば、受ける会社は自然に10社以内に絞れます。
②今週:2社に相談して、同じ3社を聞き比べる
相談だけでも、まったく問題ありません。ITコンサルに行かない結論になっても、それは前進です。
③面談で:6つの質問をそのまま使う
ネットのランキングではなく、公式の数字と自分で聞いた答えで決める。そこまでやれば、どの会社を選んでも後悔は小さくなるはずです。








