戦略コンサルとは?総合コンサルとの違いと主要11社を公式情報で整理|転職の相談先5選

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当記事は、外資系戦略コンサル出身の筆者が監修し、「戦略コンサルとは何をする仕事なのか」を、総合コンサルとの違いと主要11社の公式情報で整理しています。対象は、事業会社・総合コンサル・SIerにいて、戦略コンサルへの転職を考え始めた20代後半〜30代の方です。
ネットの解説は「経営課題を解決する仕事」で止まりがちです。それは間違っていません。でも、それだけでは自分が入って何をするのか、さっぱり分からない。ここでは、成果物・相手・期間・会社の顔ぶれまで、具体的に並べます。
先に結論を3行で置きます。
戦略コンサルとは、社長や役員の「何をやるか・やめるか」の決断を、数週間〜数か月で材料ごと作る仕事。総合コンサルとの一番の違いは、実行まで手を出すかどうか
会社は大きく3つ。外資系の戦略ファーム、BIG4などの戦略部門、日系の戦略ファーム。公式サイトで確かめた11社を、下の表に並べた
入れるかどうかは、自分で調べるより聞くほうが早い。MyVisionでファームごとの違いを聞き、戦略ファームの先のキャリアまで考えるならコンコードも並べる
【結論】戦略コンサルの相談は、まずこの3社から
先に結論です。戦略コンサルは、一人で悩むより選考と現場を知っている相談先に壁打ちしてもらう方が早い。筆者が条件と実績で絞った次の3社から始めれば、遠回りしません。
👑 迷ったらこの「王道3社」で間違いありません
紹介順は報酬額ではなく、筆者の評価と条件の合いやすさで決めています。詳しい比較は下の表と各社の解説を見てください。
戦略コンサル 記事の監修者
![]() | 外資コンサルZ 外資系コンサルティングファーム出身。戦略・新規事業・M&Aのプロジェクトを経て、スタートアップの経営企画・事業開発、そしてフリーコンサルとして独立。転職エージェントは自分で面談を受けて比べ、「中抜き」や「ミスマッチ」の多いこの業界で、信頼できる相談先しか紹介しません。 |
戦略コンサル 記事の目次
戦略コンサルとは、経営者の「決断」の材料を作る仕事
この節の結論。戦略コンサルとは、会社のトップが下す大きな決断──どの事業に投資し、どこから手を引き、どの会社を買うか──を、外から短期間で支える仕事です。
クライアントの相手は、社長・役員・経営企画部です。持ち込まれるテーマは、たとえばこんなものです。
10年後に柱になる新しい事業を、どの領域でつくるか
赤字が続く事業を、続けるか、売るか、閉じるか
海外のある国に、自前で出るか、現地の会社を買うか
中期経営計画の数字を、どう組み立てるか
成果物は、最終的には数十枚のスライドと、その裏の分析です。ただ、本当の成果物は紙ではありません。役員会で「これでいこう」と決まること。そこまでが仕事です。
筆者の経験では、1つの案件はおおむね2〜3か月。パートナー1人、マネージャー1人、若手が2〜3人という小さなチームで回すことが多かったです。期間が短いぶん、1週間で業界の構造をつかむ速さが求められます。
戦略コンサルの1週間は、仮説→検証→議論の繰り返し
月曜に「たぶん答えはこうだ」という仮説を置く。火曜から木曜で、データ分析や業界の有識者へのインタビューで確かめる。金曜にクライアントと議論して、仮説を直す。
これを10回前後くり返すと、最終報告になります。「仮説思考」と呼ばれるものの正体は、この往復の速さです。
仕事の流れや職位ごとの責任は【コンサルの仕事内容とは?】にくわしく書きました。
戦略コンサルと総合コンサルの違いを、5つの軸で比べる
この節の結論。いちばん大きな違いは「どこまでやるか」です。戦略コンサルは決めるところまで、総合コンサルは決めたことを動かすところまで手を出します。
表の見方: 左が比べる軸、真ん中が戦略コンサル、右が総合コンサル(BIG4やアクセンチュアなど)です。
比べる軸 | 戦略コンサル | 総合コンサル |
主なテーマ | 全社戦略・事業の選択・M&Aの方針 | 業務改革・システム導入・実行支援 |
クライアントの相手 | 社長・役員・経営企画 | 事業部長・現場の部門 |
1案件の期間(目安) | 数週間〜数か月 | 数か月〜数年 |
チームの大きさ | 数人 | 数十人〜百人を超えることも |
会社の人数 | 数十人〜数百人規模が多い | 数千人〜数万人規模 |
最後の行は公式の数字で見ておきます。日系の戦略ファームでは、ドリームインキュベータが222名(連結職員数、2026年3月末)、経営共創基盤(IGPI)がプロフェッショナル約220名、コーポレイト ディレクションがグループ全体80人(2023年5月時点)と公表しています。一方、アクセンチュアの日本法人は約30,000人です(いずれも各社公式サイト)。
桁が2つ違います。この人数の差が、そのまま働き方の差になります。
総合コンサルの戦略部門は、どちらに入る?
ここがいちばん混乱するところです。BIG4やアクセンチュアにも「戦略」を名乗る部門があります。PwCのStrategy&、デロイトのモニター デロイト、EYのEY-Parthenonなどです。
筆者の見立てでは、案件の中身は戦略ファームにかなり近い。違いは、決めた後の実行を同じグループの別部門に引き継げることです。「決めて終わり」が物足りない人には、むしろ合うかもしれません。
ITコンサル・FASとの違いも、ひとことで
ITコンサルは、システムで会社の仕組みを変える仕事。FAS(財務の助言)は、M&Aの値付けや調査など、お金の面を専門に見る仕事です。
戦略コンサルは「そもそも買うべきか」を考え、FASは「いくらで、どんなリスクがあるか」を調べる。同じM&Aでも、関わる場面が違います。
戦略コンサルの主要11社を、公式サイトで確かめて一覧にする
この節の結論。戦略コンサルの会社は、外資系の戦略ファーム、総合ファームの戦略部門、日系の戦略ファームの3つに分けると見通しがよくなります。
表の見方: 左が会社名、真ん中が分類、右が各社の公式サイトで確かめられた記載です(2026年10月時点)。
会社 | 分類 | 公式サイトの記載 |
マッキンゼー・アンド・カンパニー | 外資系 | 日本は東京・関西のオフィス |
ボストン コンサルティング グループ | 外資系 | 2025年の売上144億ドル、社員33,500人。日本は東京・名古屋・大阪・京都・福岡 |
ベイン・アンド・カンパニー | 外資系 | 1973年に創設、世界40か国67都市 |
カーニー | 外資系 | 1926年にシカゴで開業。1972年、アジア初の拠点を東京に設置 |
アーサー・ディ・リトル | 外資系 | 1886年創業。日本法人は1978年に設立 |
ローランド・ベルガー | 外資系 | 欧州発祥。1991年、アジア初の拠点として日本に開設 |
オリバー・ワイマン | 外資系 | マーシュのグループの経営コンサルティング・ファーム |
Strategy& | 総合ファームの戦略部門 | PwCの戦略コンサルティング部門 |
ドリームインキュベータ | 日系 | 2000年6月に活動開始。東証プライム上場、222名 |
コーポレイト ディレクション | 日系 | 1986年1月に設立。グループ全体80人 |
経営共創基盤(IGPI) | 日系 | 企業価値向上のための経営支援。プロフェッショナル約220名 |
上の3社(マッキンゼー、BCG、ベイン)は、頭文字をとって「MBB」と呼ばれます。
「tier(格付け)」は、気にしすぎなくていい
ネットには、戦略ファームを1軍・2軍に分けた表がよく出回っています。でも、どれも公式の根拠はありません。筆者が知る限り、同じ会社でも、どのパートナーの下につくかで仕事の中身はまるで変わります。
格付けより、得意な業界とテーマで選ぶほうが、入った後の満足につながるでしょう。外資系の各社をもう少し広く比べたい方は【外資系コンサル ランキング】に23社をまとめています。
戦略コンサルの働き方と年収を、公表データで見る
この節の結論。戦略ファームの年収は、公式にはほとんど公表されていません。働き方は、公表している会社に限れば、思われているほど極端ではありませんでした。
残業と勤続年数は、厚生労働省のデータベースで見られる
厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」には、会社が自分で入力した数字が載っています。戦略ファームで公表があったのは、次の3社でした。
会社 | 公表されている数字 | 時点 |
アーサー・ディ・リトル・ジャパン | 平均残業 月12.4時間(Professional) | 2025年12月 |
ドリームインキュベータ | 平均残業 月15時間(BP部門) | 2026年6月 |
ボストン コンサルティング グループ | 平均勤続 4.2年(男性)・3.8年(女性) | 2026年6月更新 |
出典: 厚生労働省「女性の活躍推進企業データベース」各社ページ。BCGは残業の欄が空欄でした。
正直、筆者の現役時代の感覚より少ない数字です。ただし、この数字には裁量労働制の人と管理職が入っていない可能性があります。読み方は【コンサルの激務は本当?】で説明しています。
年収は「公表なし」が答え
マッキンゼー、BCG、ベインの日本の採用ページには、年収の金額が載っていません。役職別の年収表をよく見かけますが、出典が会社の公式ではないものがほとんどです。
国の統計なら1つあります。厚生労働省の職業情報サイト「job tag」では、経営コンサルタント全体の年収が1134.6万円(平均39.4歳)。戦略ファームに限った数字ではないので、目安として読んでください。
金額を正確に知りたいなら、エージェントに「この職位で入った人の、実際の提示額」を聞くのが一番確実です。くわしくは【コンサルの年収】で。
戦略コンサルに向いている人、向いていない人
この節の結論。向き不向きは学歴より「答えのない問いに、期限内で答えを出し続けられるか」で決まります。
向いているのは、こういう人です。
「なぜ?」を3回くり返されても、嫌にならない
知らない業界のことを、1週間で人に説明できるくらいまで調べるのが苦にならない
自分の案が否定されても、データで負けたなら素直に引ける
逆に、こういう人は総合コンサルや事業会社のほうが合います。
決めたことを、自分の手で最後まで動かしたい
1つの業界や技術を、長く深く極めたい
案件ごとにテーマが変わるのが、落ち着かない
マッキンゼーは中途採用のFAQで「特定の学位や特定分野での業務経験は必須ではありません」と書いています。経歴より、考え方を見られる世界です。
あなたは、決める側と動かす側、どちらに燃えるタイプでしょうか? もう少し確かめたい方は【コンサルに向いてない人の特徴】も読んでみてください。
戦略コンサルへの入り方は、いまの立場で変わる
この節の結論。同じ戦略コンサルでも、入口は立場で違います。自分に関係のある行だけ読めば足ります。
いまの立場 | 現実的な入口 | 先に確かめること |
事業会社の企画・営業 | 業界に強い戦略ファーム、総合ファームの戦略部門 | 自分の業界の案件がどれだけあるか |
総合コンサル・ITコンサル | 戦略ファーム、BIG4の戦略部門 | 入社するときの職位 |
SIer・エンジニア | 総合ファームを経由してから | デジタル戦略の案件の割合 |
20代前半・第二新卒 | ポテンシャル採用のある戦略ファーム | 研修と、最初の1年の育て方 |
とにかく多いのは、2行目の「総合から戦略へ」です。この場合は、職位が1つ下がる提示もよくあります。年収だけで比べず、3年後の職位で比べてください。
未経験からの進め方は【未経験からコンサルへ転職するには】に、エージェントの選び方は【戦略コンサルの転職エージェント】にまとめています。
戦略コンサルへの転職の相談先5選を比較する
表の見方: 左が相談先、真ん中が強み、右が最初の面談で確かめることです。サービス名から各社のページへ移動できます。
相談先 | 強み | 最初に確かめること |
ファームごとの違いを横に並べて聞ける | 自分の経歴で受けられる戦略ファーム | |
戦略ファームの先のキャリアまで見ている | 5年後・10年後の行き先 | |
コンサル出身者による選考対策 | 自分の経験が選考でどう見られるか | |
戦略ファームと、ファンド・事業会社を比べられる | 同じ年収帯のほかの選択肢 | |
入社後も長く付き合う支援 | 入った人のその後 |
5社全部に登録する必要はありません。戦略ファームが本命の人はMyVisionとコンコード。まだ戦略か総合か迷っている人は、MyVisionとヤマトヒューマンキャピタルを並べてください。
①MyVision|戦略ファームの違いを、まとめて聞くなら
公式サイト(2026年10月時点)は「コンサル転職No.1エージェント」を掲げ、平均年収UP額は156万円、Googleの口コミは★4.8、つながりのあるコンサルファームは200社以上としています。
上の11社を見て「で、どこが自分に合うのか」と思った人に向いています。外資系・総合の戦略部門・日系を横に並べて、案件の中身と働き方の違いを聞ける。個人的には、戦略コンサルを調べ始めた人の1社目はここです。
戦略ファームの先、ファンドや事業会社の経営幹部まで見すえて相談したい人は、次のコンコードのほうが話が早いでしょう。
💡 面談で確かめる質問:「私の経歴で受けられる戦略ファームはどこですか。外資系と、総合ファームの戦略部門で、案件の中身はどう違いますか」
💡 MyVisionの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
正直、コンサル転職でまず1社だけ選べと言われたら、筆者はここを挙げます。ケース面接の対策がとにかく手厚く、未経験の人ほど差が出ます。 弱点は、コンサル以外の選択肢が薄いこと。「コンサルに行くか迷っている」段階なら、総合型を1社並べて比べた方が視野が狭まりません。
②コンコード|戦略ファームの「その先」まで考えて選ぶなら
公式サイト(2026年10月時点)によると、日本ヘッドハンター大賞の初代MVPを受賞し、東京大学や一橋大学でキャリア設計の授業を開講しています。
戦略ファームは、一生いる人のほうが少ない世界です。3〜5年で、事業会社の経営企画やファンド、スタートアップの経営陣へ移る人が多い。だからこそ、入る前に出口を考えておく価値があります。戦略ファームからPE、事業会社のCXOまで続けて支援してきた会社です。
すぐに内定がほしい人には、進め方がゆっくりに感じるかもしれません。
💡 面談で確かめる質問:「このファームに3年いた人は、その後どこへ移っていますか」
💡 コンコードの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
戦略ファームからポストコンサルまで、ハイクラスの求人と長期のキャリア支援が持ち味です。担当者の業界理解が深く、面談そのものが勉強になります。 求められる水準も高いので、実績の言語化ができていない段階だと紹介が絞られます。先に職務経歴書を固めてから臨むのがおすすめです。
③ラフロジック|選考で何を見られるか、先に知りたいなら
公式サイト(2026年10月時点)は「コンサル出身者×徹底対策」を掲げ、2025年の実績として年収UP率98%、平均年収UP金額168万円としています。サイトには「無理な応募提案は行わず、キャリア整理から伴走します」ともあります。
BIG4で選考官を務めた人が対策に入り、模擬面接は回数の制限なし。戦略ファームの選考は、考え方そのものを見られます。一度体験して「この詰められ方なら楽しめる」と思えるかどうか。それだけでも、受ける価値があります。
求人の数や業界の全体像を先に知りたい人は、MyVisionから入るほうが早いでしょう。
💡 面談で確かめる質問:「私のいまの経験は、戦略ファームの選考でどう評価されますか。足りないのは何ですか」
💡 ラフロジックの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
ITの実務経験をコンサルの仕事に「翻訳」するのがうまいエージェントです。SE・PM出身でコンサルを狙うなら、職務経歴書の直しだけでも価値があります。 戦略ファーム一本で考えている人には、求人の軸が少しずれます。IT・DX寄りのキャリアを描く人向け、と割り切って使うのが正解です。
④ヤマトヒューマンキャピタル|戦略ファームと、ほかの道を並べたいなら
公式サイト(2026年10月時点)によると、求人は6,000件以上。支援領域はM&A・ファンド、コンサル、事業会社、金融の4つです。
戦略コンサルを調べている人の中には、「本当にやりたいのは経営の当事者側」という人もいます。戦略ファームの求人と、ファンドや事業会社の経営企画の求人を、同じ担当と見比べられる。比べたうえで戦略ファームを選ぶなら、迷いは小さくなります。
戦略ファームの選考対策だけを深くやりたい人は、MyVisionかラフロジックが向いています。
💡 面談で確かめる質問:「戦略ファームに行かない場合、私の経歴で同じくらいの年収になる求人はありますか」
💡 ヤマトヒューマンキャピタルの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
経営×ファイナンスの求人は、ここが頭一つ抜けています。M&A、ファンド、事業会社の経営企画まで、同じ担当者が横並びで見せてくれるのが強みです。 逆に、職種がまだ決まっていない人には話が専門的すぎます。「投資か、事業か」くらいまで方向を決めてから行くと、面談の密度が一気に上がります。
⑤AXIS Agent|入社した後まで、長く相談したいなら
公式サイト(2026年10月時点)によると、創業から20年で1万人以上の現役コンサルタントを支援してきました。平均の転職支援期間は3年以上。求人の約78%が非公開です。
戦略ファームは、入ってからのほうが悩みが増えます。昇進の壁、次の行き先、独立。そのたびに相談できる相手がいるのは心強いと言えます。
急いで応募を進めたい人には、少しゆっくりかもしれません。
💡 面談で確かめる質問:「総合ファームから戦略ファームへ移った人は、何年目で、どの職位で入っていますか」
💡 AXIS Agentの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
年齢やタイミングを問わず相談に乗ってくれる、数少ない「長く付き合える」エージェントです。すぐ転職しない人にも求人を押し付けてこないのは、正直ありがたい。 その分、自分から動かないと話が進みません。「いつまでに決めたいか」を最初に伝えないと、情報収集だけで半年たちます。
戦略コンサルを目指す前に、面談で聞く6つの質問
この節の結論。戦略ファームの中身は、外からはほとんど見えません。公式サイトに載っていないことは、面談で聞くしかありません。
このファームの案件は、どの業界とテーマが多いですか
1つの案件の期間と、チームの人数はどれくらいですか
入社するときの職位と、その職位の提示額の幅を教えてください
同じ職位で入った人は、何年くらいで次に上がっていますか
3年以内に辞めた人は、どこへ移っていますか
未経験で入った人への研修と、最初の半年の支え方を教えてください
3番の提示額は、聞きにくい質問です。でも、年収が公式に出ない業界だからこそ、エージェントが持っている実績の数字に価値があります。
戦略コンサルを目指すときの4ステップ

STEP1:戦略と総合、どちらに燃えるかを決める(今日)
決めるところまでか、動かすところまでか。上の比較表を見て、1行でいいので自分の答えを書いてください。
STEP2:11社の公式サイトを、3社だけ読む(今日)
全部読む必要はありません。気になった3社の「私たちについて」のページを読むだけで、雰囲気の違いが見えてきます。
STEP3:2社に相談して、ファームごとの違いを聞く(今週)
MyVisionと、もう1社。同じ質問を別々にして、答えを並べてください。そろえば、それが実態です。
STEP4:面談で、6つの質問をそのまま使う
入ってから「聞いていた話と違う」となるのが、いちばんもったいない。条件の紙をもらう前に、聞いておきます。
戦略コンサルについてよくある質問
戦略コンサルとは、簡単に言うと何ですか?
会社のトップが下す大きな決断──新しい事業、撤退、買収、中期計画など──の材料を、外部の専門家として短期間で作る仕事です。社長や役員が直接の相手になります。
戦略コンサルと総合コンサルの違いは何ですか?
いちばんの違いは、どこまでやるかです。戦略コンサルは決めるところまで、総合コンサルは決めたことをシステムや業務改革で動かすところまで手を出します。会社の人数も、戦略ファームは数十人〜数百人規模、総合ファームは数千人〜数万人規模と大きく違います。
戦略コンサルの会社には、どこがありますか?
外資系のマッキンゼー、BCG、ベイン、カーニー、アーサー・ディ・リトル、ローランド・ベルガー、オリバー・ワイマン。総合ファームの戦略部門ではPwCのStrategy&など。日系ではドリームインキュベータ、コーポレイト ディレクション、経営共創基盤などがあります。
戦略コンサルの年収はいくらですか?
マッキンゼー、BCG、ベインの日本の採用ページに金額の記載はありません。国の統計(job tag)では、経営コンサルタント全体で1134.6万円です。職位ごとの提示額は、エージェントに実績を聞くのが確実です。
未経験から戦略コンサルに転職できますか?
できます。マッキンゼーは中途採用のFAQで、特定の学位や業務経験は必須ではないとしています。ただし、選考では考え方そのものを見られるので、対策の有無で結果が大きく変わります。
戦略コンサルのtier(格付け)は気にするべきですか?
気にしすぎなくてよいと筆者は考えます。公式の格付けは存在せず、同じ会社でも担当パートナーで仕事が変わるからです。得意な業界とテーマで選ぶほうが、入った後に後悔しにくいでしょう。
戦略コンサルを目指すなら、次にやる3ステップ
①今日:戦略か総合か、1行で決める
決める側か、動かす側か。ここが決まれば、受ける会社の半分は自然に絞れます。
②今週:2社に相談して、違いを聞き比べる
相談だけでも、まったく問題ありません。戦略に行かない結論になっても、それは前進です。
③面談で:6つの質問をそのまま使う
ネットの格付けではなく、自分で聞いた答えで決める。そこまでやれば、どの会社を選んでも後悔は小さくなるはずです。








