コンサルの昇進は何年かかる?公式7社の年数・制度と国の統計で見る実態と、職位まで相談できるエージェント5選
更新日:10月15日

本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。
当記事は、外資系コンサル出身の筆者が監修し、「コンサルは昇進が早いと聞くが、実際は何年なのか」「上がれなかったらどうなるのか」と気になっている方に向けて、各ファームの公式ページと国の統計をまとめています。対象は、事業会社からコンサルへの転職を考えている20代後半〜30代の方と、いまファームで次の職位を待っている方です。
「コンサルは昇進が早い」は、半分だけ当たっています。早いのは事実。ただし、年数を約束している会社は1社もありません。この記事では口コミの年数を使わず、会社が自分で書いた採用ページと、厚生労働省の調査だけで確かめます。
先に結論を3行で置きます。
年数を公式に書いている会社は少ない。書いてある例では、1つの職位に平均2〜5年。事業会社の課長級の平均年齢は49.5歳なので、時間の進み方がまるで違う
早いかわりに、下がることもある。野村総合研究所は公式に「柔軟な昇進や降格」と書き、飛び級の制度も置いている
中途の人は「どの職位で入るか」で最初の数年が決まる。MyVisionで入社時の職位の相場を聞き、いまファームにいて上を狙う人はラフロジックも足す
【結論】コンサルの昇進の相談は、まずこの3社から
先に結論です。コンサルの昇進は、一人で悩むより選考と現場を知っている相談先に壁打ちしてもらう方が早い。筆者が条件と実績で絞った次の3社から始めれば、遠回りしません。
👑 迷ったらこの「王道3社」で間違いありません
詳しい比較は下の表と各社の解説を見てください。
コンサルの昇進 記事の監修者
![]() | 外資コンサルZ 外資系コンサルティングファーム出身。戦略・新規事業・M&Aのプロジェクトを経て、スタートアップの経営企画・事業開発、そしてフリーコンサルとして独立。転職エージェントは自分で面談を受けて比べ、「中抜き」や「ミスマッチ」の多いこの業界で、信頼できる相談先しか紹介しません。 |
コンサルの昇進 記事の目次
コンサルの昇進は何年かかるか。公式ページで年数を確かめる
この節の結論。年数を数字で書いている会社は、今回確かめたなかで2社だけでした。その2社では、1つの職位にいる期間は2〜5年です。
表の見方: 左が会社名、真ん中が公式ページに書いてある年数や時期、右がその出どころです。
ファーム | 公式に書いてあること | 出どころ |
Strategy&(PwCの戦略部門) | 下の2職位は平均2〜3年、上の2職位は平均3〜5年で次へ | 採用サイト「キャリアパス」 |
船井総合研究所 | 早ければ3年で「コンサルタント」に昇格 | 採用サイトのブログ |
日立コンサルティング | 年数の記載なし。2017年入社→2021年に昇格した社員の例 | 採用サイトのインタビュー |
KPMGコンサルティング | 年数の記載なし。2021年入社→2023年に昇格した社員の例 | 採用サイトのインタビュー |
アビームコンサルティング | 年数の記載なし。昇給・昇格は年1回(10月) | 経験者採用の募集要項 |
野村総合研究所 | 年数の記載なし。飛び級の制度あり | キャリア採用サイト「人事制度」 |
ベイカレント | 年数の記載なし。評価は年2回+案件を離れるとき | サステナビリティのページ |
出典: 各社の公式サイト(2026年10月8日に閲覧)。日立コンサルティングとKPMGコンサルティングの例は、どちらもシニアコンサルタントへの昇格です。
数字をはっきり書いているのは、Strategy&です。採用サイトには「アソシエイト・シニアアソシエイトは平均2〜3年、マネージャー・ディレクターは平均3〜5年でプロモーションし、最終的にはパートナーに至ります」とあります。
これを足し算すると、こうなります。
到達する職位 | 入社からの年数(平均どおり進んだ場合) |
マネージャー | 4〜6年 |
ディレクター | 7〜11年 |
パートナー | 10〜16年 |
表の見方: Strategy&の公式の年数を、筆者が単純に足したものです。会社が「この年数で上がる」と約束しているわけではありません。
新卒で入って平均どおりなら、20代後半でマネージャー。30代でパートナーが視野に入る計算です。
社員の例も見ておきます。日立コンサルティングでは2017年10月に入社した方が2021年に、KPMGコンサルティングでは2021年に入社した方が2023年に、シニアコンサルタントへ上がっていました。2〜4年で1つ上がる。Strategy&の数字と大きくは外れていません。
ただし、これは採用サイトが選んで載せた例です。全員がこの速さで上がるわけではない。そこは割り引いて読んでください。
コンサルの昇進を事業会社と比べる。国の統計で物差しを置く
この節の結論。事業会社で課長級にいる人の平均年齢は49.5歳、平均の勤続年数は20.9年です。コンサルとは、時間の進み方がまるで違います。
物差しにするのは、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」です。役職ごとに、平均の年齢と勤続年数を出しています。
役職 | 平均年齢 | 平均の勤続年数 |
部長級 | 53.1歳 | 22.6年 |
課長級 | 49.5歳 | 20.9年 |
係長級 | 45.4歳 | 17.5年 |
役職なし | 41.8歳 | 10.8年 |
出典: 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」第8表(男女計。一般労働者のうち、雇用期間の定めのない人)。
注意が1つあります。これは「いまその役職にいる人」の平均であって、「昇進したときの年齢」ではありません。課長になるのが49歳、という意味ではない。昇進した年齢は、これより若くなります。
それでも差は大きい。課長級の人は、平均で20年以上その会社にいます。Strategy&の年数では、入社から4〜6年でマネージャーです。
「マネージャー=課長」と見てよいのか? ここは会社によります。日立コンサルティングの公式の表では、マネージャーは「プロジェクトマネージャー」、部をまとめるのはディレクター以上と書かれています。肩書きの響きより、何人を見て、何に責任を持つかで比べてください。
コンサルの昇進は何で決まるか。公式に書いてある3つの仕組み
この節の結論。年次ではなく、役割をこなせるかどうかで決まります。そして、評価の回数が多い。ここが事業会社といちばん違うところです。
①年次ではなく「次の職位の役割」で決まる
日立コンサルティングは、アナリストからマネージングディレクターまで8段階のステージを置き、それぞれの役割を公式に書いています。下から4つを抜き出します。
職位 | 求められる役割(公式の表現) |
アナリスト | 上司の細かい指示・レビューの下、与えられた作業を決められた時間内で完了する |
コンサルタント | 上司のレビューの下、与えられた担当領域について、主体的に作業を完了する |
シニアコンサルタント | 上司との目標共有の下、チームメンバーをリードし、作業を完了させる |
マネージャー | 自身で設定した目標の下、プロジェクトのゴールをコミットし、メンバーをリードする |
出典: 日立コンサルティング 採用サイト「キャリアステップ」(2026年10月8日に閲覧)。
読むと分かるのは、上司の関わり方が1段ずつ薄くなっていくことです。「細かい指示」→「レビュー」→「目標共有」→「自身で設定」。昇進とは、手を離してもらえる範囲が広がることだと言えるでしょう。
野村総合研究所も、新卒採用サイトで「入社年次で処遇が決まるという、年功序列の考え方を撤廃しています」と書いています。
②評価の回数が多い
ベイカレントは、年2回の定期評価に加えて、プロジェクトを離れるときにも評価をしています。評価は必ず複数名で行うとも書いてあります。
野村総合研究所は半期ごとに目標を立て、達成の度合いを確かめる制度です。アビームコンサルティングは、昇給と昇格が年1回の10月でした。
事業会社だと、評価は年1回か2回。上司が替わらなければ、見る人も同じです。コンサルは案件ごとに上司が替わるので、見る目が増える。良くも悪くも、ごまかしが効きません。
③管理職への昇格には、部下からの評価も入る
野村総合研究所は、管理職の昇格評価について「部下からの評価も考慮に入れています」と公式に書いています。ベイカレントも、上司の評価に部下からの上司評価を使っています。
個人的には、足踏みが起きやすいのはここだと見ています。資料も分析も速い。でも下が育たない、下が辞める。そういう人は、シニアコンサルタントまでは早くても、その先で止まりやすい。
賞与がどう評価で動くかは【コンサルのボーナスはいくら?】に書きました。
コンサルの昇進が遅い・できないとどうなるか
この節の結論。すぐに辞めさせられる、という公式の記載はどの会社にもありません。ただ、下がる仕組みを書いている会社はあります。
①降格を公式に書いている会社がある
野村総合研究所は2022年4月に人事制度を変えました。キャリア採用サイトには、管理職について「過去の功績や成果ではなく、その期に担う職務や期待される役割に応じて職階が決まります」「職務や役割に応じて柔軟な昇進や降格を可能としています」とあります。
一度上がれば安泰、ではない。これを会社が自分で書いているのは、正直なところ珍しいと感じました。
逆に、管理職の手前では飛び級の制度があります。「年齢に関係なく成果に応じた処遇を行うため」という説明です。早い人はより早く、という設計になっています。
②「上がるか、去るか」はいまもあるのか
いわゆるUp or Outです。今回見た7社の公式ページに、この言葉はありませんでした。
ここからは筆者の見立てです。会社が「出ていけ」と言う場面は、昔よりずっと減りました。人が足りないからです。かわりに増えたのは、同じ職位に長くとどまる人。評価面談で「次の期も現職位で」と言われ続け、本人が先に動く。実態はこちらに近いでしょう。
辞める人がどれくらいいるかは【コンサルの離職率】で、公表されている数字を集めています。
③昇進しない道を用意する会社も出てきた
「マネージャーになりたくない」という声は、検索の候補にも出てきます。人を見るより、手を動かしていたい人です。
受け皿はあります。野村総合研究所は、マネジメントと同格の「チーフエキスパート」という職階を新しく置きました。アビームコンサルティングには、コンサルタント職とは別に、特定の領域を深めるスペシャリスト職があり、シニアエキスパートまで上がれます。
昇進=管理職、とは限らなくなっている。あなたが上がりたいのは、どちらの道でしょうか?
コンサルの昇進は、中途だと「入る職位」で決まる
この節の結論。中途の人にとっていちばん大事なのは、入社後の速さより、入社するときの職位です。ここを1つ間違えると、取り戻すのに2〜3年かかります。
公式ページには、こう書かれています。
Strategy&: 中途の人は「各人の経験や能力に応じたレベルで入社」。中途と新卒でキャリアパスは変わらない
日立コンサルティング: 「これまでの業務経験や能力に応じたステージに編入」
Strategy&: 海外でMBAを取った人は、シニアアソシエイトとして入社
つまり、30歳で入っても、いちばん下からとは限りません。逆に、事業会社で課長だった人が、マネージャーで入れるとも限らない。
ここからは筆者の見立てです。入る職位の失敗は、2つの型に分かれます。
低く入りすぎた: 「まず入ってから上がればいい」と1つ下で受けた。上がるのに2年かかり、年収も2年ぶん低いまま
高く入りすぎた: 背伸びしてマネージャーで入った。コンサルの作法を知らないまま人を見ることになり、最初の評価でつまずいた
どちらが正しい、という話ではありません。1年目の評価は、その職位の基準で付きます。届く見込みのある、いちばん上。そこを狙うのが筋でしょう。
とにかく、内定が出たら職位を必ず確かめてください。年収だけ見て決めると、ここを見落とします。年収の交渉は【転職の年収交渉】にまとめました。
コンサルの昇進まで相談できるエージェント5選を比較する
表の見方: 左が相談先、真ん中が「昇進で聞けること」、右が最初の面談で確かめることです。サービス名から各社のページへ移動できます。
相談先 | 昇進で聞けること | 最初に確かめること |
ファームごとの、入社時の職位の相場 | 自分の経歴だとどの職位で入れるか | |
事業会社の役職と並べた比べ方 | 同じ年収帯の事業会社の役職 | |
マネージャーから先の上がり方 | パートナーまでの道筋 | |
職位を上げるファーム間の転職 | 1つ上の職位で受けられる会社 | |
入社した人の、その後の昇進の実際 | 同じ職位で入った人が何年で上がったか |
5社全部に登録する必要はありません。これからコンサルに入る人は、MyVisionともう1社。いまファームにいて職位を上げたい人は、ラフロジックとコンコードを並べてください。
①MyVision|入社するときの職位の相場を聞くなら
公式サイト(2026年10月時点)は「コンサル業界 転職支援実績No.1」を掲げ、平均年収UP額は156万円、Googleの口コミは★4.8、紹介先は200社以上としています。
どの職位で入れるかは、募集要項を読んでも分かりません。「経験・能力を考慮の上、決定」としか書いていないからです。同じような経歴の人が、どのファームに、どの職位で入ったか。その数を持っているところに聞くのが早い。
個人的には、コンサルを本命にする人の1社目はここです。事業会社と五分五分で迷っている人は、次のヤマトヒューマンキャピタルを並べたほうがよいでしょう。
💡 面談で確かめる質問:「私の経歴だと、このファームではどの職位での入社になりますか。1つ上で受けることはできますか」
💡 MyVisionの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
正直、コンサル転職でまず1社だけ選べと言われたら、筆者はここを挙げます。ケース面接の対策がとにかく手厚く、未経験の人ほど差が出ます。 弱点は、コンサル以外の選択肢が薄いこと。「コンサルに行くか迷っている」段階なら、総合型を1社並べて比べた方が視野が狭まりません。
②ヤマトヒューマンキャピタル|事業会社の役職と、横に並べて比べるなら
公式サイト(2026年10月時点)によると、求人は6,000件以上。支援領域はM&A・ファンド、コンサル、事業会社、金融の4つです。
「コンサルのマネージャー」と「事業会社の課長」は、どちらが自分に合うのか。肩書きの速さだけで選ぶと、あとで苦しくなります。両方の求人を同じ担当と見られるのは、ここの強みです。
コンサルファームの選考対策だけを深くやりたい人は、MyVisionのほうが向いています。
💡 面談で確かめる質問:「同じ年収帯で、事業会社ならどの役職の求人がありますか」
💡 ヤマトヒューマンキャピタルの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
経営×ファイナンスの求人は、ここが頭一つ抜けています。M&A、ファンド、事業会社の経営企画まで、同じ担当者が横並びで見せてくれるのが強みです。 逆に、職種がまだ決まっていない人には話が専門的すぎます。「投資か、事業か」くらいまで方向を決めてから行くと、面談の密度が一気に上がります。
③コンコード|マネージャーから先の上がり方を、長い目で考えるなら
公式サイト(2026年10月時点)によると、日本ヘッドハンター大賞の初代MVPを受賞し、東京大学や一橋大学でキャリア設計の授業を開講しています。
マネージャーまでは、手を動かす力で上がれます。その先は、案件を取ってこられるかどうか。日立コンサルティングの公式の表でも、シニアマネージャーの役割は「新規案件を獲得する」でした。この壁の越え方を、5年、10年の長さで話せる相手です。
すぐに内定がほしい人には、進め方がゆっくりに感じるかもしれません。
💡 面談で確かめる質問:「このファームでパートナーになった人は、マネージャーの時期に何をしていましたか」
💡 コンコードの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
戦略ファームからポストコンサルまで、ハイクラスの求人と長期のキャリア支援が持ち味です。担当者の業界理解が深く、面談そのものが勉強になります。 求められる水準も高いので、実績の言語化ができていない段階だと紹介が絞られます。先に職務経歴書を固めてから臨むのがおすすめです。
④ラフロジック|ファームを移って、職位を1つ上げたいなら
公式サイト(2026年10月時点)は、コンサル経験者に向けて「ファーム間転職、ポジションアップ、年収交渉まで戦略的に設計します」と書いています。2025年の実績として、年収UP率98%、平均年収UP金額168万円、マネージャー採用は5名に1名です。
いまの会社で「次の期も現職位で」と言われた人。待つのも手ですが、別のファームなら1つ上で入れることがあります。5名に1名がマネージャーで決まっているのは、そこを狙う人が実際にいる証拠でしょう。
コンサル未経験で、業界の全体像から知りたい人は、MyVisionを先に勧めます。
💡 面談で確かめる質問:「いまの職位と年数で、1つ上の職位で受けられるファームはどこですか」
💡 ラフロジックの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
ITの実務経験をコンサルの仕事に「翻訳」するのがうまいエージェントです。SE・PM出身でコンサルを狙うなら、職務経歴書の直しだけでも価値があります。 戦略ファーム一本で考えている人には、求人の軸が少しずれます。IT・DX寄りのキャリアを描く人向け、と割り切って使うのが正解です。
⑤AXIS Agent|入社した人の、その後の昇進の実際を聞くなら
公式サイト(2026年10月時点)によると、創業から20年で1万人以上の現役コンサルタントを支援してきました。平均の転職支援期間は3年以上。求人の約78%が非公開です。
入った後に何年で上がったか。これは採用サイトには載りません。入社した後も付き合いが続くエージェントなら、「この職位で入った人は2年で上がった」「この人は4年かかった」という話を持っています。
急いで応募を進めたい人には、少しゆっくりかもしれません。
💡 面談で確かめる質問:「私と同じ職位で入社した人は、次の職位まで何年かかっていますか」
💡 AXIS Agentの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
年齢やタイミングを問わず相談に乗ってくれる、数少ない「長く付き合える」エージェントです。すぐ転職しない人にも求人を押し付けてこないのは、正直ありがたい。 その分、自分から動かないと話が進みません。「いつまでに決めたいか」を最初に伝えないと、情報収集だけで半年たちます。
コンサルの昇進について、内定後の面談で確かめる5つの質問
この節の結論。年数も基準も、公式ページにはほとんど載っていません。内定の後に聞けば、答えてもらえます。エージェント経由でもかまいません。
入社するときの職位は何ですか。1つ上の職位との差は何ですか
この職位にいる人は、平均で何年くらいで次に上がっていますか
昇格は年に何回、何月に決まりますか
入社した年の評価は、どの期間を対象にしますか
管理職にならずに専門を深める道はありますか
2番は、聞きにくいと感じる人が多い質問です。でも、いちばん差が出るのはここ。会社によって、同じ「シニアコンサルタント」でも滞在の長さが違います。内定が出た後なら、失礼にはなりません。
コンサルの昇進を応募前に確かめる4ステップ

STEP1:いまの役割を、公式の表に当てはめる(今日)
日立コンサルティングの役割の表を見て、自分がいまやっている仕事はどの段か。上司の関わり方で見ると、当てはめやすくなります。
STEP2:志望先の採用サイトで、職位の並びを読む(今日)
「キャリアパス」「キャリアステップ」「人事制度」の3語で探します。年数が書いてあれば控えておく。書いていなければ、質問の候補です。
STEP3:2社に相談して、入社時の職位を聞く(今週)
MyVisionと、もう1社。自分の経歴でどの職位になるかを、別々に聞いてください。答えがそろえば、それが相場です。
STEP4:職位と年収をセットで比べる
年収が同じでも、職位が1つ違えば、次に上がるまでの時間が変わります。条件の紙は、2つを並べて読みます。
コンサルの昇進についてよくある質問
コンサルの昇進スピードは、本当に早いのですか?
事業会社と比べれば早いです。Strategy&は公式に、下の2職位は平均2〜3年、上の2職位は平均3〜5年で次へ進むと書いています。厚生労働省の令和7年の調査では、課長級にいる人の平均の勤続年数は20.9年でした。
コンサルでマネージャーになるのは何年目ですか?
会社によります。Strategy&の公式の年数を足すと、入社から4〜6年です。ほかの会社は年数を公式に書いていないので、面談で確かめてください。
コンサルで昇進できないと、クビになりますか?
今回見た7社の公式ページに、そうした記載はありませんでした。野村総合研究所は、管理職について「柔軟な昇進や降格」を公式に書いています。辞めさせられるより、同じ職位にとどまる・下がる、のほうが実態に近いと筆者は見ています。
コンサルの昇進の時期はいつですか?
アビームコンサルティングは、昇給・昇格が年1回の10月です。ベイカレントは定期の評価が年2回。昇格の月を公式に書いていない会社も多いので、内定の後に聞くのが確実です。
中途で入ると、昇進は不利になりますか?
Strategy&は「中途入社と新卒入社でキャリアパスが異なることはありません」と公式に書いています。不利かどうかより、どの職位で入るかのほうが効きます。
昇進したくない場合、コンサルを続けられますか?
道を用意する会社が増えています。野村総合研究所にはマネジメントと同格の「チーフエキスパート」、アビームコンサルティングにはスペシャリスト職があります(各社の公式サイト、2026年10月8日に閲覧)。
コンサルの昇進で迷ったら、次にやる3ステップ
①今日:自分の役割を、職位の表に当てはめる
上司の指示が細かいか、目標だけ渡されているか。それで、自分がどの段にいるかが見えます。
②今週:2社に相談して、入れる職位を聞く
答えを2つ並べる。相談だけでも、まったく問題ありません。
③面談で:5つの質問をそのまま使う
年収の数字だけでなく、職位と、次に上がるまでの年数をセットで聞く。そこまでやれば、「コンサルは昇進が早いらしい」という噂で迷うことはなくなるはずです。








