コンサルのボーナスはいくら?国の統計と募集要項7社で見る実態と、条件まで相談できるエージェント5選
更新日:10月15日

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当記事は、外資系コンサル出身の筆者が監修し、「コンサルはボーナスが無いと聞く」「年収は高いらしいが、賞与は何か月分なのか」と迷っている方に向けて、国の統計と各ファームの募集要項をまとめています。対象は、事業会社からコンサルへの転職を考えている20代後半〜30代の方です。
「ボーナスが少ない」は、数字で見ると当たっていません。違うのは金額ではなく、決まり方。この記事では口コミの金額を使わず、厚生労働省の調査と、会社が自分で書いた募集要項だけで確かめます。
先に結論を3行で置きます。
コンサルを含む産業の賞与は、2025年の夏が約67.7万円、年末が約63.1万円。全産業の平均(約42万円台)の1.5倍ある
回数と時期は会社で分かれる。年2回が3社、業績賞与を年1回と書く会社が2社。「何か月分」と約束している会社は、確認した7社で0社
提示された年収に賞与が入っているかを必ず聞く。MyVisionで「基本給と賞与の内訳」を確かめ、事業会社と並べたい人はヤマトヒューマンキャピタルも足す
【結論】コンサルのボーナスの相談は、まずこの3社から
先に結論です。コンサルのボーナスは、一人で悩むより選考と現場を知っている相談先に壁打ちしてもらう方が早い。筆者が条件と実績で絞った次の3社から始めれば、遠回りしません。
👑 迷ったらこの「王道3社」で間違いありません
詳しい比較は下の表と各社の解説を見てください。
コンサルのボーナス 記事の監修者
![]() | 外資コンサルZ 外資系コンサルティングファーム出身。戦略・新規事業・M&Aのプロジェクトを経て、スタートアップの経営企画・事業開発、そしてフリーコンサルとして独立。転職エージェントは自分で面談を受けて比べ、「中抜き」や「ミスマッチ」の多いこの業界で、信頼できる相談先しか紹介しません。 |
コンサルのボーナス 記事の目次
コンサルのボーナスはいくらか。国の統計で物差しを置く
この節の結論。コンサルを含む産業の賞与は、夏と年末を足して約130万円。全産業の平均の約1.5倍です。
物差しにするのは、厚生労働省の「毎月勤労統計調査」です。毎年、夏と年末の賞与を産業ごとに集計しています。経営コンサルタント業は「学術研究,専門・技術サービス業」という区分に入ります。
表の見方: 左が産業、真ん中が2025年の夏、右が2025年の年末の賞与です。賞与を出した事業所で働く人の、1人あたりの平均額になります。
産業 | 2025年 夏 | 2025年 年末 |
全産業の平均 | 426,337円 | 424,889円 |
学術研究,専門・技術サービス業(コンサルを含む) | 676,574円 | 630,569円 |
情報通信業 | 788,065円 | 746,758円 |
金融業,保険業 | 721,295円 | 671,180円 |
製造業 | 588,660円 | 571,854円 |
出典: 厚生労働省「毎月勤労統計調査」令和7年9月分結果速報等(夏季賞与の特別集計)、同 令和8年2月分結果速報等(年末賞与の特別集計)。いずれも事業所規模5人以上。
コンサルを含む区分は、夏と年末を単純に足すと約130.7万円。全産業は約85.1万円です。前の年からの伸びも、夏が4.8%増、年末が7.1%増でした。
「何か月分か」も同じ調査に載っています。
産業 | 夏(月数) | 年末(月数) |
全産業の平均 | 1.02か月分 | 1.08か月分 |
学術研究,専門・技術サービス業 | 1.27か月分 | 1.30か月分 |
金融業,保険業 | 1.58か月分 | 1.56か月分 |
出典: 同上。毎月決まって支給する給与に対する賞与の割合を、事業所ごとに出して平均した数字です。
ただし、この数字には注意が2つあります。
パートタイムの人も含んだ平均である。正社員だけなら、もっと高くなる
同じ区分に、法律事務所、会計事務所、広告業、研究所なども入っている。コンサルファームだけの数字ではない
つまり、これは「下から見た物差し」です。筆者の感覚では、大手ファームの正社員ならこれより上に来ます。では、会社ごとにはどう書いてあるのか。次の節で見ていきます。
コンサルのボーナスを各社の募集要項で比べる
この節の結論。回数も時期も、会社でばらばらです。そして「何か月分」と書いている会社は、1社もありませんでした。
表の見方: 左が会社名、真ん中が賞与の回数と時期、右が募集要項の書き方です。
ファーム | 回数・時期 | 募集要項の書き方 |
アビームコンサルティング | 年2回(6月・12月) | 年収は経験と能力で決定 |
野村総合研究所 | 年2回 | 成果の評価を賞与に反映 |
ベイカレント | 年2回(6月・12月) | 想定年収に賞与を含む |
日立コンサルティング | 年1回(6月) | 業績とパフォーマンスに応じて支給 |
PwCコンサルティング | 業績賞与が年1回 | 業績・貢献度に応じて支給 |
KPMGコンサルティング | 業績賞与 | 標準年収額に理論上の賞与を含む |
アクセンチュア | 個人と法人の業績賞与 | 標準年収額に賞与と手当を含む |
出典: 各社の採用サイトの募集要項(2026年10月7日に閲覧)。アビームコンサルティング・日立コンサルティング・PwCコンサルティングは経験者採用、野村総合研究所・ベイカレント・KPMGコンサルティングは新卒採用、アクセンチュアは第二新卒採用のページです。
デロイト トーマツとEYストラテジー・アンド・コンサルティングは、賞与の記載がある公式ページを見つけられなかったので、表に入れていません。
①年2回型:アビーム・野村総合研究所・ベイカレント
事業会社にいちばん近い形です。アビームコンサルティングとベイカレントは、支給月を6月と12月と明記しています。
野村総合研究所は、人事制度のページで「事前に設定した目標に対する成果を複数の観点から評価し、それを賞与に反映」としています。回数は事業会社と同じでも、金額は評価で動く。ここが違いです。
②業績賞与型(年1回が中心):PwC・KPMG・日立コンサルティング
「コンサルはボーナスが年1回」と言われるのは、この型のことです。
日立コンサルティングは6月の年1回、PwCコンサルティングも年1回です。KPMGコンサルティングは、新卒の標準年収額を「2025年10月度支給実績をもとに算出」と書いており、賞与が10月に出ていることが読み取れます。PwCコンサルティングの募集要項には、支給月の記載がありませんでした。
正直、ここは事業会社から移る人が戸惑うところです。夏と冬に分けて入ってきたお金が、1回にまとまる。住宅ローンのボーナス払いを組んでいる人は、先に支給月を確かめてください。
③「標準年収」に賞与を入れて見せる型:アクセンチュア・KPMG・ベイカレント
3社は、年収の数字のなかに賞与を含めて見せています。中身を分けると、こうなります。
ファーム | 見せている年収 | 賞与の扱い |
アクセンチュア(第二新卒) | 標準年収額 663万円 | 年額基本給は480万円。差の183万円が賞与と手当の理論値 |
KPMGコンサルティング(新卒・学士) | 標準年収額 約625万円 | 理論上の標準業績賞与と、月50時間分の固定残業手当を含む |
ベイカレント(新卒) | 想定年収 600万円 | 年2回の賞与を含む |
PwCコンサルティング(新卒・学士) | 標準年収額 約639万円 | 業績賞与を含まない。月30時間分のみなし残業手当を含む |
出典: 各社の募集要項(2026年10月7日に閲覧)。
アクセンチュアの場合、標準年収額の約28%が、賞与と手当の理論値です。業績や評価で動く部分が、3割近くある計算になります。
PwCコンサルティングは逆でした。標準年収額は月例給料の12か月分ちょうどで、業績賞与はその外。「支給する場合がある」という書き方です。
同じ「年収630万円前後」でも、賞与が中に入っている会社と、外に付く会社がある。数字だけ横に並べても比べられません。あなたが見ている求人票の年収は、どちらの型でしょうか?
コンサルのボーナスが「少ない」「ない」と言われる3つの理由
この節の結論。金額が少ないのではなく、月数の約束がなく、初年度は満額にならず、評価で動く。この3つが重なって、そう聞こえます。ここは筆者の見立ても入ります。
①「何か月分」という約束がない
事業会社の求人票には「賞与 年2回(昨年度実績4.5か月分)」のような書き方がよくあります。今回見た7社に、月数を書いている会社はありませんでした。
書いてあるのは「業績・貢献度に応じて」「パフォーマンスに応じて」。約束された月数が無いので、外からは「ボーナスが無い」に見えるわけです。
②入社した年は、算定期間が足りない
KPMGコンサルティングは、標準年収額に「賞与算定期間全期間にわたり在籍していた場合の」と条件を付けています。裏を返せば、期間の途中で入った人は、そのぶん減るということです。
これはコンサルに限った話ではありません。ただ、年1回型の会社だと影響が大きい。入社の月によっては、最初の賞与まで1年近く待つこともあります。
③基本給に寄せて、賞与を業績の調整弁にしている
個人的には、これがいちばん大きいと見ています。コンサルファームは人を採るために、月々の給与を高く見せたい。そのかわり、賞与は会社と個人の成績で動かせるようにしておく。
とにかく覚えておいてほしいのは、賞与は「もらえるもの」ではなく「取りにいくもの」になる、という点です。評価が良ければ事業会社より大きく跳ねる。悪ければ、想定より小さくなる。
残業代がどこまで年収に入っているかは【コンサルの激務は本当?】で、制度ごとに整理しています。
コンサルのボーナスの時期はいつか。入社月と合わせて考える
この節の結論。6月と12月が多いものの、10月の会社もあります。転職の時期は、今の会社の支給日と、次の会社の算定期間の両方で決めてください。
支給の時期 | 募集要項で確認できた会社 |
6月・12月 | アビームコンサルティング、ベイカレント |
6月(年1回) | 日立コンサルティング |
10月(支給実績の記載) | KPMGコンサルティング |
年1回(月の記載なし) | PwCコンサルティング |
年2回(月の記載なし) | 野村総合研究所 |
出典: 各社の募集要項(2026年10月7日に閲覧)。
昇給の時期も会社で違います。アビームコンサルティングは昇給・昇格が年1回の10月、日立コンサルティングは昇給が年1回の4月でした。
「今の会社のボーナスをもらってから辞めたい」は、もっともな考えです。確かめることは2つあります。
今の会社: 賞与は支給日に在籍している人だけに出るのか。就業規則の賞与の条文を読む
次の会社: 入社月によって、最初の賞与はいつ、どれくらい出るのか
2つ目は、自分では聞きにくい質問です。エージェント経由なら、角が立ちません。退職の伝え方は【退職の引き止めの断り方】にまとめました。
コンサルのボーナスで、事業会社から移ると変わること
この節の結論。変わるのは「読みやすさ」です。事業会社の賞与は月数で読める。コンサルの賞与は評価が出るまで読めません。
項目 | 事業会社に多い形 | コンサルファームに多い形 |
決まり方 | 基本給×月数 | 会社の業績×個人の評価 |
回数 | 年2回 | 年1回か年2回 |
年収の見せ方 | 月給と賞与を別に書く | 賞与を含めた年収で書く会社がある |
表の見方: 右の列は、この記事で見た7社の募集要項からまとめたものです。真ん中の列は、筆者が事業会社の求人票でよく見る形です。
引き算で考えると、分かりやすくなります。
提示された年収が700万円で、そのうち賞与の想定が150万円なら、確実に入るのは550万円
今の年収が600万円で、賞与が固定に近いなら、確実な部分の差は50万円のマイナス
評価が標準どおりなら100万円のプラス。この幅を、自分で受け入れられるか
年収が上がると喜ぶ前に、「動かない部分はいくらか」を見てください。年収の水準そのものは【コンサルの年収】に、交渉の進め方は【転職の年収交渉】に、手当や退職金は【コンサルの福利厚生は少ない?】に書いています。
コンサルのボーナスまで相談できるエージェント5選を比較する
表の見方: 左が相談先、真ん中が「賞与で聞けること」、右が最初の面談で確かめることです。サービス名から各社のページへ移動できます。
相談先 | 賞与で聞けること | 最初に確かめること |
ファームごとの基本給と賞与の内訳 | 提示年収に賞与が入っているか | |
事業会社やファンドと並べた条件 | 賞与が固定に近い求人との比べ方 | |
職位が上がった後の報酬の伸び方 | 数年後の賞与の比率 | |
入社した人の、1年目の賞与の実際 | 入社月と最初の賞与の関係 | |
金融や専門職と比べた報酬の作り | 年俸制の求人の内訳 |
5社全部に登録する必要はありません。コンサルに絞っているなら、MyVisionともう1社。事業会社に残る道も捨てていないなら、ヤマトヒューマンキャピタルを足して、同じ表に条件を並べてください。
①MyVision|ファームごとの基本給と賞与の内訳を聞くなら
公式サイト(2026年10月時点)は「コンサル業界 転職支援実績No.1」を掲げ、平均年収UP額は156万円、Googleの口コミは★4.8、紹介先は200社以上としています。
募集要項に「経験と能力を考慮の上、決定」としか書いていない会社は、聞かないと分かりません。内定者を何人も見ているエージェントなら、条件の紙に基本給と賞与がどう分けて書いてあったかを知っています。まずここを聞いてください。
個人的には、コンサルを本命にする人の1社目はここです。逆に、事業会社と五分五分で迷っている人は、次のヤマトヒューマンキャピタルを並べたほうが早い。
💡 面談で確かめる質問:「このファームの提示年収のうち、基本給と賞与の想定額はそれぞれいくらですか」
💡 MyVisionの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
正直、コンサル転職でまず1社だけ選べと言われたら、筆者はここを挙げます。ケース面接の対策がとにかく手厚く、未経験の人ほど差が出ます。 弱点は、コンサル以外の選択肢が薄いこと。「コンサルに行くか迷っている」段階なら、総合型を1社並べて比べた方が視野が狭まりません。
②ヤマトヒューマンキャピタル|事業会社やファンドと、条件を横に並べるなら
公式サイト(2026年10月時点)によると、求人は6,000件以上、年間5,000名が登録・相談しています。支援領域はM&A・ファンド、コンサル、事業会社、金融の4つです。
賞与で迷う人は、たいてい「今の会社に残る」「別の事業会社へ移る」も頭にあります。月数で読める賞与と、評価で動く賞与。どちらが自分に合うかは、両方の求人を見ないと決められません。4領域を1人の担当と話せるのは、ここの強みでしょう。
コンサルファームの選考対策だけを深くやりたい人は、MyVisionのほうが向いています。
💡 面談で確かめる質問:「同じ年収帯で、賞与が月数で決まっている事業会社の求人はありますか」
💡 ヤマトヒューマンキャピタルの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
経営×ファイナンスの求人は、ここが頭一つ抜けています。M&A、ファンド、事業会社の経営企画まで、同じ担当者が横並びで見せてくれるのが強みです。 逆に、職種がまだ決まっていない人には話が専門的すぎます。「投資か、事業か」くらいまで方向を決めてから行くと、面談の密度が一気に上がります。
③コンコード|職位が上がった後の報酬まで、長い目で測るなら
公式サイト(2026年10月時点)によると、日本ヘッドハンター大賞の初代MVPを受賞し、東京大学や一橋大学でキャリア設計の授業を開講しています。
入社した年の賞与だけ見ても、あまり意味がありません。筆者の感覚では、コンサルは職位が上がるほど、年収に占める賞与の割合が大きくなります。3年後、5年後にどうなるか。コンコードは、この長さで話ができる相手です。
すぐに内定がほしい人には、進め方がゆっくりに感じるかもしれません。
💡 面談で確かめる質問:「マネージャーになったとき、年収のうち賞与は何割くらいになりますか」
💡 コンコードの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
戦略ファームからポストコンサルまで、ハイクラスの求人と長期のキャリア支援が持ち味です。担当者の業界理解が深く、面談そのものが勉強になります。 求められる水準も高いので、実績の言語化ができていない段階だと紹介が絞られます。先に職務経歴書を固めてから臨むのがおすすめです。
④AXIS Agent|入社した後の、1年目の賞与の実際を聞くなら
公式サイト(2026年10月時点)によると、創業から20年で1万人以上の現役コンサルタントを支援してきました。平均の転職支援期間は3年以上。求人の約78%が非公開です。
入社した月によって、最初の賞与がどうなるか。これは募集要項には載っていません。入社した後も付き合いが続くエージェントは、「4月入社の人はこうだった」「10月入社の人はこうだった」という話を持っています。
急いで応募を進めたい人には、少しゆっくりかもしれません。
💡 面談で確かめる質問:「この時期に入社した人は、最初の賞与をいつ、どれくらい受け取っていますか」
💡 AXIS Agentの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
年齢やタイミングを問わず相談に乗ってくれる、数少ない「長く付き合える」エージェントです。すぐ転職しない人にも求人を押し付けてこないのは、正直ありがたい。 その分、自分から動かないと話が進みません。「いつまでに決めたいか」を最初に伝えないと、情報収集だけで半年たちます。
⑤コトラ|金融や専門職と、報酬の作りを比べるなら
公式サイト(2026年10月時点)によると、金融・コンサル・経営・IT・製造のハイクラス転職を扱い、掲載求人は37,915件(10月6日時点)。約80%が非公開です。
賞与の割合が大きい業界といえば、金融です。国の統計でも、金融業の賞与は月数でコンサルを含む区分を上回っていました。金融からコンサルへ、コンサルから金融へ。どちらに動く人も、報酬の作りの違いを知っている窓口に聞いたほうが早いでしょう。
コンサル未経験で、選考対策を一から教わりたい人には、MyVisionを先に勧めます。
💡 面談で確かめる質問:「年俸制の求人で、12分割なのか、賞与に分けて払うのかを教えてください」
💡 コトラの辛口メモ|監修者(外資コンサル出身)
金融・コンサル・経営層のハイクラス求人に強い専門型です。金融出身者のキャリアの広げ方を、現実的な年収レンジと一緒に示してくれます。 未経験からの挑戦には求人が限られます。金融か、コンサルか、どちらかの実務経験がある人向けと考えてください。
コンサルのボーナスについて、内定後の面談で確かめる5つの質問
この節の結論。募集要項に載っていない部分は、内定の後に聞けば答えてもらえます。エージェント経由でもかまいません。
提示された年収のうち、基本給と賞与の想定額はいくらですか
賞与は年に何回、何月に出ますか
入社した年の賞与は、どの期間を対象に計算されますか
評価が標準だった場合と、いちばん低かった場合で、賞与はどれくらい変わりますか
固定残業手当は、何時間分が年収に入っていますか
4番は、聞きにくいと感じる人が多い質問です。でも、いちばん大事なのはここ。下の幅を知らずに住宅ローンを組むと、あとで苦しくなります。内定が出た後なら、失礼にはなりません。
コンサルのボーナスを応募前に確かめる4ステップ

STEP1:今の賞与を、年額と月数で書き出す(今日)
去年の夏と冬の合計。基本給の何か月分だったか。これが比べるときの基準になります。
STEP2:志望先の募集要項を読む(今日)
「賞与」「標準年収」「想定年収」の3語を探します。年収に賞与が入っているかどうかを、まず分けてください。
STEP3:2社に相談して、内訳を聞く(今週)
MyVisionと、もう1社。5つの質問をそのまま持って行きます。
STEP4:動かない部分だけで、条件を比べる
基本給と固定の手当だけを並べる。賞与は「標準ならいくら、悪ければいくら」の2つで見ます。
コンサルのボーナスについてよくある質問
コンサルはボーナスが無いのですか?
あります。確認した7社すべての募集要項に、賞与か業績賞与の記載がありました。ただし月数の約束はなく、PwCコンサルティングのように「支給する場合がある」と書く会社もあります(各社の募集要項、2026年10月7日に閲覧)。
コンサルのボーナスの平均はいくらですか?
コンサルファームだけの公的な平均はありません。近い物差しは厚生労働省の毎月勤労統計調査で、コンサルを含む「学術研究,専門・技術サービス業」は2025年の夏が676,574円、年末が630,569円でした。パートタイムの人も含む平均です。
コンサルのボーナスは何か月分ですか?
同じ調査では、夏が1.27か月分、年末が1.30か月分です。全産業の平均は夏1.02か月分、年末1.08か月分。会社ごとの月数は、今回見た7社の募集要項には書かれていませんでした。
コンサルのボーナスはいつ出ますか?
会社で違います。アビームコンサルティングとベイカレントは6月と12月、日立コンサルティングは6月の年1回。KPMGコンサルティングは10月の支給実績を載せています。
外資系のコンサルは、ボーナスの割合が大きいのですか?
アクセンチュアの第二新卒採用では、標準年収額663万円のうち年額基本給が480万円でした。差の183万円、約28%が賞与と手当の理論値です。職位が上がった後の割合は公式には出ていないので、面談で確かめてください。
入社1年目でもボーナスは満額もらえますか?
満額にならないことがあります。KPMGコンサルティングは、標準年収額を「賞与算定期間全期間にわたり在籍していた場合」の数字としています。入社月と算定期間の関係は、内定の後に聞くのが確実です。
コンサルのボーナスで迷ったら、次にやる3ステップ
①今日:今の賞与を年額と月数で書き出す
去年もらった額と、基本給の何か月分か。まずは自分の基準を知るところからです。
②今週:2社に相談して、志望先の内訳を聞く
基本給と賞与の想定額を分けて聞く。相談だけでも、まったく問題ありません。
③面談で:5つの質問をそのまま使う
年収の総額ではなく、動かない部分と動く部分に分けて比べる。そこまでやれば、「ボーナスが無いらしい」という噂で迷うことはなくなるはずです。








